この写真がすごい2

  • 朝日出版社
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本棚登録 : 136
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255007809

作品紹介・あらすじ

「すごい」だけで選んだ、無差別級の写真たち。
大きな反響を呼んだ『この写真がすごい』第二弾!

裸、葬式、よっぱらい、巨大ダコ……。
プロ・アマ、年齢、ジャンル関係なしに、「すごい」という基準だけで選ばれた70枚。
編著者の大竹昭子さんが一枚一枚に言葉を添えて、写真との新たな出会いへ誘う。
今作も寄藤文平氏が本をまるごとデザイン。
よりコンパクトな形で再登場した、ユニークで斬新な写真の入門書。

「この写真が気になる。なんだか惹かれる。でもその理由がわからない。
逆さまにしたり、半分を隠したり、遠ざけたり近づけたりしながら、
言葉で一騎打ちするような気持ちで写真の謎を追究してみました」
……編著者・大竹昭子

感想・レビュー・書評

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  • 写真の表現力、それを説明する文章力が見事な写真集。プロアマ問わず、【すごい】作品を収録しています。

    活字を愛する人間としては、活字でしか表現できないこともあると信じてるんだけど、表現者のアビリティに拠らない雄弁性と説得力で言うと、圧倒的に写真や映像の方なんだろうな、と思ってしまいました。

    …何でもかんでも活字と比べよるわあ…(苦笑

  • "BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“今週の新刊”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/41.html

    「写真と言葉だけのページが番号をふられて続いていくので、最初は誰が撮ったのか、どんな設定で撮ったのかとかが詳しく語られていないんですね。写真と、短い言葉がポンと綴られている。そうすることで、先入観なしに写真に入っていける。景色って、言葉がこう添えられるだけでこうも切り取り方が変わってくるんだ。というような発見を与えてくれる本です。」(下北沢B&B 木村綾子さん)



    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  •  確かにすごい写真70点でした。大竹昭子「この写真がすごい2」、2014.5発行。目が留まった写真は: 男女が裸で駆けてくる、重なりあって枝に擬態しているねずみ達、明るい冬の朝のバス停、長さ50㎝にも満たない板一枚の子ども部屋。

  • すごいです。確かにスゴイ写真がいっぱい。写真とコメントが良いセット商品になってます。どうやって撮ったんだコレ。って何度もいうことになる。

  • 前作よりも洗練されている感じがした。もうどれがフィクションでどれが現実か、ごちゃ混ぜすぎてわからなくなった。けれども何らかの真実がここにはうつされている。そう感じさせられる写真ばかりだった。

  • 勉強になる

  • 著者のコメントが面白い。前書きを見ると、『その写真のどこに惹かれるのか、その理由は何なのかを言葉にしてみました。』とある。なるほどそういう視点で見るのか、と見ていて色んな思いが浮かぶ。

    この本は2作目だが、1作目よりこちらの方が面白かった。

  • 撮ってみたい写真がいくつかあったのだが、その内の1つは鉄道写真家、中井精也氏の作品だった。

  • 1枚の写真が無限の物語を語る。

  • 大竹昭子さん編著のすごいシリーズの1冊。70枚の写真について評論してある。おもしろい写真が多く、さらにそのコメントもおもしろい。写真を見て、どのようなコメントが書かれているか考えてから読むとおもしろい。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、批評など、ジャンルを横断して執筆。短編小説集としては、本書は『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』に続く4冊目。人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によって様々に変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。
写真関係の著書に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(畠山直哉との共著)『この写真がすごい』など。他にも『須賀敦子の旅路』『個人美術館の旅』『東京凸凹散歩』など著書多数。
部類の散歩好き。自ら写真も撮る。朗読イベント「カタリココ」を主宰、それを元に書籍レーベル「カタリココ文庫」をスタートし、年三冊のペースで刊行している。

「2022年 『いつもだれかが見ている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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