緑色のうさぎの話

著者 : 道尾秀介
制作 : 半崎 信朗 
  • 朝日出版社 (2014年6月24日発売)
3.60
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  • 本棚登録 :260
  • レビュー :25
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255007830

作品紹介・あらすじ

直木賞作家、道尾秀介がデビュー前の17歳の冬に描いた絵本の原作を、
Mr.Childrenのプロモーションビデオ『花の匂い』『常套句』を制作し
話題を呼んだ半崎信朗が描き下ろす、これまでにない質感の感動絵本!
いじめにあった緑色のうさぎが、自らの悲惨な境遇や大切な人の死を乗
り越えて生きていく姿を美しく描く、こころ温まる物語。

緑色のうさぎの話の感想・レビュー・書評

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  • 緑色のうさぎがいた。
    みんなと違ってるのでみんな緑色のうさぎを避けていた。
    緑色のうさぎはいつも1人ぼっちで何をするにしてもつまらない。
    あるとき、ボールが転がって来たので渡そうとすると、泥棒とまで言われてしまう。
    こんな辛い思いをしてまで生きている意味はない、と崖から飛び降りようとする。
    すると他のうさぎが数珠つなぎになって助けてくれた…。
    という夢を見た。
    けれど、それは本当のことだった。
    実はみんなは緑色のうさぎが珍しくて羨ましく思っていたのだとか。
    それからというもの緑色のうさぎは他のうさぎと仲良く過ごした。
    ところが、人間がやってきてうさぎたちを殺しまくった。
    緑色のうさぎだけは草と同じ色だったので見つからずにただ1匹生き残った。
    丘の上には無数のうさぎたちのお墓がある。
    緑色のうさぎはもう戻れない過去を偲ぶのだった。

    道尾秀介が17歳のときに考えた絵本の話だとか。

    切ない。
    あちがちな締めではあるけれども。

    他のうさぎたちが緑色のうさぎを怖がっていただけではなく、羨ましかったというのがいい。

    絵がちょっと怖い。

  • 少数派は辛い事に遭遇するけど、自分がうけいれなくては と思う

  • 残虐なシーンもあるし、小学校高学年~大人向け。
    直木賞作家の道尾秀介さんが17歳のときに書いた絵本の文に、映像作家の半崎信朗さんが絵を描き、装丁も手掛けた。

  • 白色のウサギ達から仲間はずれにされている、緑色をした一匹のウサギ。

    緑ウサギが白ウサギ達と仲良くなっていくお話かな?と思い、読み進めていくのですが・・・。

    もの悲しい気持ちにさせられる作品でした。

    (市立図書館t)

  • 一匹だけ違う色の動物の話はよくある。これはなぜ緑色なのか。わかったときの残酷さ。手に入れても失ってしまうなら、ずっと手に入らないほうが良かったのか、一瞬そう思ってしまったけれど、でもやはり、手に入れたものは、形はなくとも心に残る。だから、きっと緑のうさぎは生きていける。

  • 2011201読了。2014年48冊目。

  • 話より絵がいい

  • 道尾さんが17歳のときの作品だそうだが
    内容は大人向け。
    現実は残酷で厳しい。。。

  • これはやられた(>_<) 読んでいて、おおよその流れは予想してたけど、思いも寄らない展開があったり、こんな言葉で締めくくるのだろうなと思ったら、ぜんぜん出てこなかったり。短いお話なのに、いろいろなものを受け取ったような気がします。道尾秀介さんの作品は興味があったのだけれど、この本を最初に読んでしまったせいで今後が心配になるほど(笑) 素敵な本でした(*^_^*)

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