- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255010878
感想・レビュー・書評
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俳句の実作は「季語の現場に立つこと」が基本
しかし、介護や育児、闘病など外へ出られない人も、どこにいても俳句はできるんですよ、俳句のタネは家の中にもゴロゴロ転がっているんですよと教えてくれる懇切丁寧な入門書
俳句は五感と第六感で作るものと一つ一つドリル形式に
クリアしていくようになっている
全国から投句された秀作も満載で、早くこんな俳句が作れるようになりたいなと思う
使えそうな季語もいっぱい載っていて、図書館で借りてきたが、自分用に買って側に置いておいてもいいなと思った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日、オウチde俳句の今年の〆切があって、ホームページ見ていたら、皆さんのレベルの高さに軽くショックを受け、やっぱり、又、読む。
なかなか外出できない人でも、オウチで四季を感じて俳句を作れるようにというコンセプト。ありがたいですね。俳句の公式的な、初心者向けの創作の仕方もあり、なるほど感満載。
テレビを見ながらの、“脳内吟行の勧め”を読んで、もしかしたら、本読みながら、できるかしら?と、ここ二、三日意識してみたけど、無理だった。
残念。 -
かわいいイラストつきで基本から。とてもとっつきやすい一冊。
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俳句の実作は「季語の現場に立つこと」が基本。でも、さまざまな事情で外へ出られない人も。「家の中にだって俳句のタネはたくさんある!」ということを実証する俳句入門書。
俳句は五感を使って作るもの。視覚、味覚、触覚、聴覚、嗅覚…に第六感を加え、家の中の場所をリビング、台所、寝室、玄関、風呂、トイレに分けて、それぞれの場所での俳句のタネの見つけ方を伝授。
①リビング…ポイントは「目」=視覚
・正しい表記は五七五の間を空けず、一行で縦書き
・「一句一季語」は定石
・『歳時記』と仲良くなる…季語を知識として知る
・仮名遣いは自分で選ぶ
・五分で一句できる「取り合わせ」の基本型…フレーズと季語がお互いにイメージや心情を膨らませたり深めたりする。
「五音の季語」+「季語とは関係のない十二音(俳句のタネ)」
「季語とは関係のない十二音(俳句のタネ)」+「五音の季語」
・具体的なモノから発想する…テレビ・掃除機やペットから・自分がやっていること、家族
・小さな変化が面白い句材に
②台所…ポイントは「舌」=味覚
・「俳句のタネ」は、「冷蔵庫」の内外、「今日の献立」「調味料」「調理器具や設備」、食材にくっついている虫まで…
③寝室…ポイントは「皮膚」=触覚…素材を知る、素材の感触
・寝る前に読む本、隣で寝ている人、夢、眠れぬ夜、気持ちよい目覚め
④玄関…ポイントは「耳」=聴覚…音、インタフォン、チャイム、会話
・靴、玄関にあるモノ、玄関の内外にやってくる生き物、ドアスコープから覗く、玄関を開けて外とつながる
・「句またがり」
⑤風呂…ポイントは「鼻」=嗅覚…シャンプー、
・裸…肉体の面白さ、石鹸、風呂掃除、いろいろな機能、泣きたいときも…
⑥トイレ…ポイントは「脳」=第六感
家の中の個所を五感(+第六感)に分けて「俳句のタネ」探しをするところが面白い~!
今回しっかり読み込んではいませんが、しっかり読み込んで、書き込みドリルに沿って自分でも作ってみたいと思いました。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50161546