対訳 21世紀に生きる君たちへ

著者 :
制作 : ドナルド・キーン  ドナルド・キーン  ロバート・ミンツァー 
  • 朝日出版社
4.08
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本棚登録 : 638
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255990521

作品紹介・あらすじ

司馬遼太郎が小学校用教科書のために書き下ろした「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を対訳で収めた新しい時代への道しるべ。

感想・レビュー・書評

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  • 世界文化社の方の実物を手に取った事がないのですが、こちらは安野光雅さんの絵が素朴でいいです。子ども達全員に読んでおいてもらいたい一冊。

  • レビューを書こうと思ったけど書けなかった。陳腐になってしまいそうで。

    おそらくぼくの人生になくてはならない作品。

  • 我におぼれず、信念を持つ、凛とした、古きよき日本人の姿。
    司馬さんからのメッセージとして、
    こころに入ってきやすいように文章にされている。
    どんなに時代や環境が変わろうと、
    人としての心構えだけは、変わらないものである。

  • クリスマスにもらいました
    母さんタに

  • 歴史小説を書いてきた司馬遼太郎だからこその言葉が並んでいて、深く納得したし、伝えたいという強い気持ちが読み手の惹きつけるような文章だった。
    私たち一人一人が時代の担い手なのだから、のうのうと生きててはいけないなと思い知らされる。

  • ・2018/12/29読了。
    ・日本語だけなら30分で読み終わる。
    ・人間の荘厳さ、21世紀に生きる君たちへ、洪庵のたいまつの3部構成。
    ・荘厳さとは何か気になります。1ページに凝縮して書かれています。
    ・自己の確立、助け合うこと、たのもしさ、たかだかとした心、ずっしりとしたたくましい足どり。
    ・世のためにつくした人の一生、名を求めず理を求めず。

  • 綺麗ごとに触れたくて。
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    噂通りの名随筆。晩年、小説を書かなくなった司馬遼太郎は、この、小学生に向けた短い文章の執筆に半年をかけたという。

    大作家が語りかけていうるというのに、子供に向けた目線は低く、語り口は平易。奢りは、ない。過去に縛られず前をみて。でも過去との繋がりを感じて欲しい。
    大人が読んでも考えさせられます。

  • 「人に優しくできる人だけが、自分を確立できている人」
    「歴史はいまはいない人がたくさんのことを教えてくれるからいい」
    あと、緒方洪庵について詳しくなりたい

  • 司馬遼太郎が小学生に向けたメッセージ。読みたいと思っていたので、図書館へ行って借りてきた。奥付に1999年11月10日初版第一刷と記されていて、校正ミスの正誤表までついていた。

    1999年とは平成11年だが、平成元年から大阪書籍の小学校の教科書に掲載されていたということなので、その後、朝日出版社から一般書籍として出版されたのでしょうか。

    書籍は、次の3つのメッセージが収められていました。
    「人間の荘厳さ」
    「21世紀に生きる君たちへ」
    「洪庵のたいまつ」

    「21世紀に生きる君たちへ」は小学校6年生の教科書に、「洪庵のたいまつ」は小学校5年生の教科書にそれぞれ掲載されていたようです。

    司馬遼太郎(1996年2月12日没)は、「21世紀~」の中で自分は21世紀を見ることができないだろうと語り、21世紀を生きる子供たちへ、歴史を見つめてきた自身の確信をベースとして、重要なメッセージを伝えようとしているかのようでした。

    20世紀までの長い歴史を遡り、より深く見てきた著者が、そこから見えた重要なエッセンスをここに集約してくれているのだと感じます。

    時代を超えて大切にせねばならないことが記された大切なメッセージであろうかと思います。

  •  司馬遼太郎が若者達に贈る言葉。

     元々は小学校の国語の教科書にあった三つの文章。 
     人は社会の為に生きるべきである。
     その言葉を簡潔に、そして緒方洪庵や鎌倉武士など歴史を交えて書いているあたりが司馬遼太郎らしい。 
     英訳文もあるので、英語長文理解としても使える。
     
     小中学生にぜひ一読してもらいたい一冊。
     

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著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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