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- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257170976
感想・レビュー・書評
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太平洋戦争開戦から駆逐艦五月雨に艦橋伝令員として乗り組んでいた著者の日記を編集した書籍。著者後書きにあるように、これだけ詳細な内容を航海中に書き残していたのは、兵としては極めて珍しいことであり、同時に貴重な記録であると思う。
ただ、文章内に後に文名を知られる川崎長太郎とのやり取りがあったことが書かれていたり、ハンス・カロッサの『ルーマニア日記』、ゲーテなどからの引用がある辺り、元々教養があり、筆まめな人だったから、これだけのものが書けたのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
艦橋勤務でノートを書きやすかったとはいえ艦内で書いたものを持ち出すとか凄い。文章も素晴らしく読ませる。特にP132の「すべて軍人に対する栄冠
〜」の一文は心に刺さった。
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