雨柳堂夢咄 其ノ1 (ソノラマコミック文庫)

著者 :
  • 朝日ソノラマ
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本棚登録 : 191
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257721659

感想・レビュー・書評

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  • 大切にされた「もの」に宿る思いの切なさ。「見える」人・蓮に導いてもらえてよかったね、と心に沁みるお話です。帯の刺繍の唐子たちが可愛い!

  • 1話完結で読み易く、話も面白い。読み終わった後、じんわりする。物って大事にしなきゃいけないな、なんて思ったりしました。

  • 骨董屋に持ち込まれる骨董品と奇妙な縁での不思議な話。

  • どの話もとても好きだけれど、第十話「夜の子供」が一番好き。鼻がツンとして目には涙が。良い話ばかりだなぁ。

  • 骨董店を中心に描かれる、店主の孫と店に集まる古き物との心温まるような不思議な関係。

    一見耽美で優雅で、どこか達観していて。この世界観にどうしても惹かれます。

  • 大好きです。ただ知ったのが遅かったので、単行本では買えてません。文庫で出てる分は全部買ってます。

  • mixiで参加しているコミュで紹介されていたので「まぁとりあえず古本屋で立ち読みを…」と思ったら嵌って集めた本ですvv
    何とも言えない不思議な雰囲気です。

  • 骨董に宿った『想い』がみせるそれぞれの歴史がとても綺麗です。ハッピーエンドも悲恋も揃っていますが、共通して言えるのは、読むと心に染みとおる『何か』が得られるということです。

  • 雨柳堂という名の骨董品屋を舞台に、店主の孫蓮を語り部に、不思議な骨董品とそれに関わる人達を描いた物語。
    基本的に短編から成っているので読みやすく、小物の文様までも細かく描き込まれた絵柄は美しいです。人物の見分けはつき難いんですけどね…。

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著者プロフィール

(はつ・あきこ)1959年、石川県生まれ、在住。81年、「波の挽歌」でデビュー。著書に『雨柳堂夢咄』『幻想綺帖』『女神さまと私』『レディ シノワズリ』『ふるぎぬや紋様帳』『お嬢様のお気に入り』、「うるわしの英国」シリーズ、「波津彬子選集」シリーズ(『鏡花夢幻』『牡丹灯籠』『燕雀庵夜咄』『秋霖の忌』)など多数。画業40周年を越えてなお、少女漫画界の第一線にて作品を発表し続けている。

「2021年 『幻妖能楽集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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