- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257721659
感想・レビュー・書評
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大切にされた「もの」に宿る思いの切なさ。「見える」人・蓮に導いてもらえてよかったね、と心に沁みるお話です。帯の刺繍の唐子たちが可愛い!
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1話完結で読み易く、話も面白い。読み終わった後、じんわりする。物って大事にしなきゃいけないな、なんて思ったりしました。
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骨董屋に持ち込まれる骨董品と奇妙な縁での不思議な話。
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どの話もとても好きだけれど、第十話「夜の子供」が一番好き。鼻がツンとして目には涙が。良い話ばかりだなぁ。
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骨董店を中心に描かれる、店主の孫と店に集まる古き物との心温まるような不思議な関係。
一見耽美で優雅で、どこか達観していて。この世界観にどうしても惹かれます。 -
大好きです。ただ知ったのが遅かったので、単行本では買えてません。文庫で出てる分は全部買ってます。
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mixiで参加しているコミュで紹介されていたので「まぁとりあえず古本屋で立ち読みを…」と思ったら嵌って集めた本ですvv
何とも言えない不思議な雰囲気です。 -
骨董に宿った『想い』がみせるそれぞれの歴史がとても綺麗です。ハッピーエンドも悲恋も揃っていますが、共通して言えるのは、読むと心に染みとおる『何か』が得られるということです。
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雨柳堂という名の骨董品屋を舞台に、店主の孫蓮を語り部に、不思議な骨董品とそれに関わる人達を描いた物語。
基本的に短編から成っているので読みやすく、小物の文様までも細かく描き込まれた絵柄は美しいです。人物の見分けはつき難いんですけどね…。