エイリアン邪海伝 (ソノラマ文庫 10-Q)

著者 : 菊地秀行

• 朝日ソノラマ (1986年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ゆきが訪れている波涛温泉から、おれとリマに招待状が届いた。なんとゆきは、そこの一番大きい旅館の一人息子をたぶらかし、家庭教師におさまっているのだ。おれは、到着したその日に、町を流れる川中に大の男3人を一瞬にして屠りさる怪生物がいるのを目撃した。それにゆきの様子では、どうやらゆきの金銭妄想欲情症をかきたてるのに十分な宝も、この町には隠されているらしい。

著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」