百鬼夜行抄 (10) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

著者 :
  • 朝日ソノラマ
3.61
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本棚登録 : 330
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257904632

感想・レビュー・書評

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  • 悲運な婚姻をもたらすという美しい櫛にまつわる悲話『雨降って地に流るる』激しい雨とともに流れる涙が死者の魂を彼岸へと誘うラストが美しい。そうか、彼岸花とはそういう花なのか。
    一枚の風景画についたしみは何を意味するのか?あの世とこの世の境界にある風景が描かれた『枯れ野』死んだ人の心によってその景色も変わるのかも。こんな寂しいところ私も行きたくない。
    26年前に行方になって20歳の心のまま26年年取って戻ってきた開おじさん。おじさんが行方不明になる前に封印したはずの幽鬼があるきっかけで開封されてしまいしかも巨大化していた。再びそれを封印しようとおじさんは試みるが…。耳なし芳一ならぬ首なし芳一の存在感、怖いはずなのに何故か笑える、凄い!(笑)
    家がそこで死んだ人と同じ数だけ新たな死人を求める『マヨヒガ』。空き家だからと無闇にそこにあるものを持って行ってはいけません。
    宅配で送られてきた箱詰めの土。その土で園芸をすると次から次へと実がなっていく。実をつけないはずの植物でさえも…不思議で不気味な『骨の果実』。気持ち悪いお話なのに青嵐のせいでまた笑えてしまった。お父さんの体大切にしてよね。

  • 2002-12-00

  • 相変わらず絵がキレイで好きです。
    マヨヒガが怖かったです。

  • 雨降って地に流るる、枯れ野、闇は彼方に佇み、マヨヒガ、骨の果実、

  • 既読済み・購入巻管理用

  • 怪奇ミステリーベースですが、妙な日常感が漂う作品。今市子の特徴でもあります。
    "暗"の印象を与える絵柄でありながら、"笑"の表現が多くみられます。

    基本的に1話〜数話完結。
    だいぶ長く続くシリーズですので、産みの苦しみを思わせる話もありますが、
    まだ完全なねた切れではないようです。

  • 表紙に惹かれて、毎回買ってしまいます。この後くらいからタッチが荒れているのが気になりますがストーリーは毎回よく練っているなあ…。

  • 【購入済】

  • 妖怪達かわいすぎるよ

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