- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784258045167
作品紹介・あらすじ
1970年代、南欧に始まった民主化の潮流は、冷戦の終結とも連動して世界的に拡がり、史上空前の数の民主主義国家が生まれた。現在、これら新興民主主義国では華やかな民主化の宴を終えてから、少なくとも数年以上が経った。かつて憧憬の彼方にあった民主主義が現実の政治体制になったとき、それは各国においてどのように機能しているのであろうか。このような問題関心から、アジア経済研究所において、2年間にわたる研究会を組織した(1999年度「民主化と経済・社会政策」、2000年度「新興民主主義国家における配分と分配」)。本書はその成果である。
感想・レビュー・書評
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昔図書館で借りて読んだ本。なので、細かな内容は覚えていないが、ラテンアメリカなどの中進国で行われてる社会保障政策などをまとめたものだったと思う。
貧民は税金を負担することはない(納税義務はあっても、税務当局が補足できない)が、社会保障(無料の医療、社会福祉政策、補助金など)を求め、それらの政策が新興民主主義国における集票活動に利用されるとか・・・そんな内容が印象に残っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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