カノウユミコの野菜だけでおいしいスープ: 野菜と植物性素材だけだから低カロリーで体にやさしい

著者 : カノウ・ユミコ

• 家の光協会 (2012年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

野菜のおいしさを100%堪能できる"菜菜スープ"で体をリセット。野菜のおいしさを極めた59レシピ。

感想・レビュー・書評

[askachiさんの感想 · 2014年11月12日]

親に勧められて。
煮込み料理は好きなので重宝しそう。
作ってみたレシピは割と良かった。
やっぱりちゃんとしたフープロやミキサーが欲しい・・・

[akikosbooklogさんの感想 · 2013年8月11日]

なんとなくパラパラ眺めて終わっちゃった。
これ試してみよう！ってレシピに出会えなかった。

[ゆぅあさんの感想 · 2013年2月11日]

スープの料理本をずっと探してた。
最小限の組み合わせで、最大限の美味しさを生み出すもの。
固形スープとかに頼らないで、素材の味を生かすもの。

まさにそんな希望を叶えてくれる、発想を豊かにしてくれる本。


-メモ-
・スープの利点（作業に支障をきたさない）
・野菜だけ（素材の力）
・手間、食材別
・発想力を広げる

[nekonyaa6699さんの感想 · 2012年12月21日]

いつも通りカノウさんの野菜だけのレシピ集ですが、今回はスープ！
野菜や豆だけを煮て作るやさしい味のスープがたくさん載っています。自分でもそれなりにスープのレシピがありますが、さすがはカノウさん、私のようなシロウトのレパートリーをはるかに押し広げてくれるような様々な調理法が書いてあります。第一章は週末のリセットスープ、時間は多少かかっても野菜をコトコト煮て作るレシピがそろっています。第二章は平日のクイックスープ、少ない材料で手をかけずにできるスープが四季折々の野菜で紹介されています。夏のスープがとても印象的でした。早く夏になって作ってみたいと思います。第三章は酵素の生きたフレッシュスープ、ローフードのスープ的なものですが、和製のダシを使うなど随所にカノウさんのアレンジが見受けられます。そして最後には各種スープストックの作り方、和風乾物だし、洋風野菜だしなどあります。中でも炒り大豆のコンソメが魅力的！こちらも早く作ってみたいです。先日買った築地御厨の御店主内田悟さんの『やさい塾』でも長年の経験から作るベジブロス（要するに野菜素材で作るスープストック）の作り方が載っていましたが、このカノウさんのスープストックと合わせて作り較べて好みの味を見つけて行きたいと思います。動物性素材を摂らずに野菜だけで料理をしたいと望むすべての方に極めてオススメできる本です。

著者プロフィール

野菜料理研究家。鳥取県北栄町のふるさと大使。鳥取県の専業農家に生まれる。生来の料理好きで、高校生のころから自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理、精進料理を研究する。2000年～2012年まで、東京・世田谷区三宿で精進懐石料理「菜懐石仙」オーナーシェフとして腕を振るう。現在は家庭で簡単に楽しめる野菜料理教室を鳥取と東京で主宰し、全国から多くのファンが集まる。野菜にトコトン向き合って作り出される料理とお菓子は、植物性食材だけを使い、シンプルながら深くやさしい味わい。野菜の個性を引き出す調理法、意外性のある食材の組み合わせで、野菜のおいしさをあらためて実感できるものばかり。野菜料理の著書は『菜菜ごはん』『菜菜おつまみ』『菜菜ランチ』『菜菜スイーツ』（共に柴田書店）など、30冊を超える。

「2022年 『野菜の力を引き出す！　カノウユミコの　この野菜でどど～んと一品レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」