感染症外来の事件簿

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  • 医学書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260001977

感想・レビュー・書評

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  • 「空より広く、海より深い寛容と諦観を持った、葉子、葉奈子、ショコラに」・・・と冒頭に記された三行。ここに、妻、娘、犬への愛情さえ感じられるなあ。亀田総合病院で感染症を診断している著者の略歴近影は、まさに犬のショコラである。
    「外来ヒストリー・リスト」はどんな診療科でも外来患者は要求されるが、事件簿に仕立て上げたところが興味深い。
    <病歴聴取にも「流れがある」>(コラム1)だけ読み始めてもなかなか面白い。
    現在開催中の<小さな生物たち>という企画展示の一冊。
    (S.K)

  • 研修医と学生との対話形式で書いてあって読みやすいです。
    外来ってだけあって、プライマリな疾患を中心に「伝えよう!」って意思が伝わってきて役に立ちました。開業医やER外来をやるような人には役にたつと思います。

  • 外来のける診察の目線を共有できて楽しい。

  • 名前のとおり外来向きです。知っておいた方がいい内容の凝縮なので、精読をおすすめしたい。

  • ほぼ読了。対話形式で、どれもよくある疾患について解説してある名著といっていい本。多分同著者の抗菌薬の考え方使い方をもっと簡単シンプルに妬きなおした形のもの・・・?。ちなみに著者は大学の先輩にあたりますが、学生時代から異彩を放ってたけど・・・ほんとに偉くなってるんだろうなぁ(苦笑)

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著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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