- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260002585
感想・レビュー・書評
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抗菌薬の特徴、感染症を箇条書きで読みやすい構成、付録の抗菌薬スペクトルが見やすい良書でした。勉強になることがたくさんありましたね。2006年の本ですが改訂版が出たらぜひともまた買いたいおすすめの本です。
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独自性もあっていい本だと思います。通して読むという趣旨よりは、病棟や自分の医局において培養結果が出たり、どこどこの感染が発覚した際にさらっと見直すために置いておく用に書かれた感じ。実際そんな風に使ってます。通読はしましたが、あまり通読して頭に入るようには書かれてないのですっかり頭からきえております。(本のせいにするなって?)
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感染症を真っ当に勉強するに当たり、最初に読む本。
矢野(五味)先生の本でも良いとは思うのだけれども、僕は実習先の後期研修医の先生に教えを乞うた結果、この本を選択した。
また、北海道でIDATENに参加した際に、大野先生の話を直接聴いたからと言うのも選んだ理由としては大きいか。
かなり横断的に話はなされているけれど、当然の如く細菌感染症がメインです。
真菌については触れられており、導入には良いかも知れませんが、これ以外には当然ウィルス感染がある訳で、鑑別に苦慮するような場合、この本の知識だけでは対応不可と思われるので、そこは心得が必要です。
ただ「抗菌薬を適正に使用する」と言う事を目的として、そこへ知識を積み上げて行くスタンスで読むのなら、良い本であると言えるかと思います。
問診事項や診察方法、バイタルサインの読み方から治療まで、僕の感染症の知識の土台はこの本で形成されています。
感染症の苦手な学生〜研修医にお勧めかな? -
将か-7
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感染症の診断の中でも、「細菌学」についてやや網羅的なので、microbiologicalな内容を参照したいときに引っ張ってくる本です。僕は通読しましたが、通読は必須ではない気がしました。
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感染症入門とあるけれど、これまで読んできた感染症の本の中では一番こまかくて覚えることが多い。
まとめの表はとても使えそうだけど、感染症勉強の最初によむと感染症をきらいになりそうかも。
何冊かよんだあとがよさげ。