医療経済学で読み解く医療のモンダイ

著者 : 真野俊樹

• 医学書院 (2008年7月11日発売)

感想・レビュー・書評

[erikki-channさんの感想 · 2012年1月4日]

章末に、要約があるのが良い。経済学の専門用語が多く、医療系畑の私には、難解な本。私自身、個人的に医療費の問題に直面しており、非常に興味深く読むことができた。また、医師として、このような医療経済の問題を知る事は、今後の高齢社会・医療費増大に備えて、大切なことであると思う。医学生には是非読んでもらいたい。

p.s. 医師誘発重要は経済学者が考えるよりも大きいと私は思います。

著者プロフィール

1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医。臨床医を経て、1995年9月コーネル大学医学部研究員。外資系製薬企業、国内製薬企業のマネジメントに携わる。2004年、京都大学にて博士号(経済学)取得。現在、多摩大学大学院教授、多摩大学医療・介護ソリューション研究所所長。おもな著書に『医療経済学で読み解く医 療のモンダイ』(医学書院)、『比較医療政策』:(ミネルバ書房)など。

「2013年 『日本の医療最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」