ケアする人も楽になる マインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1

著者 :
  • 医学書院
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260028400

作品紹介・あらすじ

慢性的な“生きづらさ”に悩む看護師のマミコさんが、カウンセリングルームにやってきた――認知行動療法を超えて効果がある2つのアプローチ、「マインドフルネス」と「スキーマ療法」を、マミコさんと一緒にカウンセリング体験できるのが本書です。BOOK1はマインドフルネス中心、BOOK2はスキーマ療法中心。読み進めていけば、これらの技法が自然に理解できるようになっています。

感想・レビュー・書評

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  • 自分で勉強するには分かりやすい
    人に介入するのは難しそう

    マインドフルネスもスキーマも、CBTに属するアプローチ
    自分のストレスと上手く付き合ったり自分を上手に助けたりするための心理学的手法

    マインドフルネス:イマココに、等しくこの感覚を大事にする→自分を丸ごと大事にする
    スキーマ:その体験の善し悪しでなくどこから来るのか、根っこを理解し根っこを含めて自分を肯定できるようになる
    自分で自分を支えられるようになる

    認知行動療法:四領域でとらえようとする
    コーピングできるのは認知と行動のみ
    認知:頭に浮かぶイメージ、考え
    気分・感情:気持ち
    身体反応
    行動:外から見てわかる振る舞い、動作

    セルフモニタリング:5つの領域で今自分に何が起きているのかきめ細かくみていく
    マインドフルネス:リアルタイムで気づきをむけ、受け止め、味わい、手放す
    否定や評価しない

    スキーマ:生き方、価値観
    浅い自動思考(マインドフルネスでとらえた)、深いスキーマ
    マインドフルネスを十分に身につけてからスキーマへ(みたくない、感じたくない体験をあつかうから)
    理解し、自らを苦しめるスキーマを手放して新しいスキーマを手に入れる

    中核的感情欲求が満たされないと早期不適合スキーマが形成される
    人との関わり、できない自分、他者を優先し自分を抑えた、悲観して追い詰める、自分勝手になりすぎる

    スキーマが活性化した
    傷ついたこどもモード:悲、怯え、怒
    傷つける大人モード:脅そう、見捨てよう、命令
    いただけない対処モード:先延ばし、過食、しすぎる
    ヘルシーモード:ひたすら幸せにしてくれる
    幸せなこども、ヘルシーな大人
    傷ついた子供の存在に気づき、言い分に耳を傾け、癒す
    傷つける大人と戦い、子供をまもる
    いただけないに気づき、ぬけだす
    幸せな子供を育む、ヘルシーな大人を作り、中心的なモードとして強める、助けてもらいながら自分を幸せにする

  • マインドフルネスは聴き慣れた言葉だったけれど、関連本を読むのは初めて。
    私はもともと瞑想を習慣にしており、マインドフルネスに触れた内容にはかなりとっつきやすかった。
    本書に書かれたスキーマ療法についての感想は「BOOK2」のレビューに。

  • BOOK2まで読まないと判断できないが、実践的な本ではない。事例紹介の必要性もわかるが、一例だけなのでちょっと物足りない。

  • 平易な良書。括弧のなかはくどく感じるくらい、全体に丁寧というか分かりやすさへの配慮がある。事例がよい

  • マインドフルネス、スキーマ療法についてわかりやすく紹介されています。

    事例もあり、イメージがつかみやすいです。

    カードのアイデア、素敵だなと思いました。
    ぜひ取り入れてみたい!と思いました。

    認知行動療法のBOOK1と2も、今の時点ですでに読みたくなっています。

    知りたくなる、取り組んでみたくなる、そんな内容でした。まずはノートにまとめたいです!

  • 認知行動療法と、現在その発展形であるマインドフルネスとスキーマ療法についてのわかりやすい解説書。
    最初に簡単に概略説明があり、事例に即して、どのような治療経過をたどっていくかを分かりやすく、丁寧に説明。そして、これからスキーマ療法というところで2巻に続く。
    初心者向きではあるが、ベテランの人でも復習に役立つ本だと思う。

  •  心が弱っているとき、本来、望ましくない行動を取ることがある。ストレスを怒りというかたちで他人にぶつけたり、自分を必要以上に責めたり、現状から逃げたくて過食したり、ゲームやギャンブルやアルコールに依存したり。
     この本は、そんな時「現状がつらくてそうせざるを得ないんだね」と寄り添い、暖かく見まもってくれる。

     タイトルのとおり、認知行動療法のうちのマインドフルネスとスキーマ療法に焦点を当てているので、症状については、的確に分析しているし、対策も示してくれる。
     そう説明すると難しくとっつきにくい印象があるが、厳しいところがありつつも、この本はひどく暖かいまなざしを向けてくれる。
     ロールモデルのマミコさんはひどい状態にある。端から見ればささいなことですぐ切れて怒り出し、過食や泥酔を繰り返し、自傷癖まである。少し怖い人だ。

     しかし、マミコさんは、あまりにもつらい中で生きていくために、自分を守るためにそうせざるを得ない状態であった。何が起きるかわからない世界にたいして過剰に反応してしまっているだけであった。
     マミコさんが今の自分の状態を認識し、そこに向けるまなざしは、揺らぎながらも強い。
     今年の最初に元気づけられる本を読んだなぁとうれしくなる。
     どうなるんだマミコさん!

  • カラーのイラスト入りがよいです。
    一緒にカウンセリング受けてる感じがする構成です。
    マインドフルネスなかなかなじめないのだけど…できることからやってみようかなと思える内容でした。

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著者プロフィール

洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長。

「2020年 『こころを使うということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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