向谷地(むかいやち)さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか? (シリーズ ケアをひらく)
- 医学書院 (2025年2月3日発売)
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感想 : 28件
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784260061537
作品紹介・あらすじ
精神医療の常識を溶かし、対人支援の枠組みを更新しつづける「べてるの家」の向谷地生良氏。当事者がどんな話をしても彼は「へぇー」と興味津々だ。その「へぇー」こそがアナザーワールドの扉を叩く鍵だったのだ! そしてこの一見シンプルな話の奥には光と闇が交錯する世界が広がっていた。大澤真幸氏の特別寄稿「〈知〉はいかにして〈真実〉の地位に就くのか?」は“良心的兵役拒否者”である向谷地氏に言語論から迫った名論文!
みんなの感想まとめ
心の深淵を優しくのぞき込むこの作品は、精神医療の新たな視点を提供します。対談形式で進む内容は読みやすく、向谷地氏の聞き上手な姿勢が、話し手に安心感を与え、より深い対話を引き出します。妄想を否定せずに受...
感想・レビュー・書評
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ふわっと優しく心の深淵をのぞいている本。
哲学的で心の内側を分析している。
対談形式で書いてあるので読みやすい。
向谷地さん、とても聞き上手。
興味を持って聞いてくれるから相手も話しやすいんだと思う。
それにしても、、、
30年前の知識だけど、私も「妄想は深く聞いてはいけない。聞くと余計に妄想がふくらむから」と習った。
この本では妄想を深掘りして、否定せず受け入れる。
その結果、背景がわかったり、本人が変わって暮らしやすくなる。
図書館の新刊コーナーの本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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面白かった、分かりやすい。
精神疾患があり生活に困難のある人を客観的に捉えて、対応する研究は興味深い。
向谷地さんの語り口も難しくなくて、良かった。
大変な状況を軽快に捉える視点は、生きづらさを感じる社会に寛容さが必要なことを教えてくれた。 -
記録
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統合失調症の人々の世界、どちらかというと、近づかないようにしてきた人生だったので、ただただすげーなー、と思って読了。
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向谷地氏のインタビューは興味深く読み、幻覚、妄想もその方の真実と受け止めて聴いていく姿勢に改めて感銘を受けました。
ただ、社会学者の大澤氏の論評は、私には難しくて理解できなかったため、星ひとつ減らしました。 -
信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD10559165
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統合失調症患者らが生活するペテルの家の創設者であり、当事者研究という画期的な治療法を作り出した著者。初めて著者の本を読んだが、統合失調症患者の話に真摯に向きあい、実際に症状が落ち着いていく様子を知り、互いの触れ合いで変われるんだと思い明るい気持ちになった。身近に統合失調症患者はいないけど、家族が認知症になってしまったら、こんな風に接したいなと思った。また、お父さんや学校の先生が戦争を経験され、それによるPTSDに近い状態なのか、子供に向けた虐待のような暴力についても述べられていた。昨今ようやく報道されつつある問題であり、苦しんでいる人が多いんだなと思う。
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「人が問題なのではない、問題が問題なのだ」(D.エプスタイン)
自分のことも「当事者研究」したい。 -
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「当事者研究」ってなにかよく分かってなかった。一般的な看護研究とか医療系の研究とは違うのか。フラットな位置でみんなで話し合うの、いいな。
2/3は対談形式で読みやすい。1/3は学術的だから難しいけど、べてるの当事者研究で起きていることがちょっとわかる。難しいので全部わかったとは言えない。 -
369.28/ム
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/581821 -
6月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003735606 -
介護関係でも医療関係でもない門外漢ではあるのだが、たぶん新聞の書評で観て興味を感じて読んだのだが、なんかすごく新しい発想を得られたように感じる。
また、会話形式で平易に表現されていて、知識のない人間にとってもわかりやすかった。
それにしても、幻覚妄想に対しての対し方、まぁ専門的なことはわからなかったが同調しないで接するという従来のやり方はなんとなく想像の範囲のやり方な気がするが、向谷地さんのこの当事者研究というやり方は、その事例があまりにも面白くまた説明されるとそれはそれで対し方として理にもかなっているように思える。また、何よりこの方の人に対する対し方に、非常にフラットな精神が貫かれていてそこもすごいと感じた。 -
369.2
著者プロフィール
向谷地生良の作品
