強迫性障害-病態と治療

著者 :
  • 医学書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260118651

感想・レビュー・書評

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  • 精神分析を専門とする精神科医によって書かれた、強迫性障害の理論と治療ストラテジー。


    突飛な解釈などもなく、現実的で具体的な方法論。

    なかなか役に立ちそうだ。

    2013.5.14

  • 1 強迫性障害の概念
    2 強迫性障害の臨床
    3 強迫性障害の関連疾患
    4 病前性格
    5 強迫性障害の成因
    6 現代の青年期患者と強迫
    7 強迫性障害の治療


    精神分析的理解の概説や面接に際しての注意点、目標などは一読の価値ありです。そして何より著者自身の逆転移の経験は、思わず笑ってしまうほど。
    やはり大事なのは見立てと方針をどうClに伝え、治療契約が結べるかどうかだ。

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著者プロフィール

名古屋大学医学部卒業。
現職: 成田心理療法研究室室長。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。

著書に『青年期境界例』『精神療法家の仕事』(金剛出版)、『精神療法を学ぶ』(中山書店)、『精神療法家の本棚』(みすず書房) など。

「2023年 『寄り添うことのむずかしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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