見えないものと見えるもの―社交とアシストの障害学 (シリーズ ケアをひらく)
- 医学書院 (2004年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260333139
感想・レビュー・書評
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脳出血のリハビリについて
色々調べていた時に出会った一冊。
内容はあまりわからずAmazonで購入。
多分タイトルに惹かれたんだと思う。
読み始めた。
「感情労働」という言葉、初めて聞いた
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とある講座で聞いて図書館で借りて読んでみたが非常に面白かった。また機会あれば再読したい。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00093313 -
369.27-イシ 000344333
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ページを追うごとに難しくなっていった。最後ら辺は理解力がないせいかさっぱりだった。
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約1年ぐらいずっと気になっている言葉なんだ。
感情労働は、本物を求めれば求めるほど、心のリソースを食いつくし、本物は天然でなければならず人工ではいけないという心の状態になっていくと石川先生は言葉にしている。
感情管理があまりにも高度なため、自分の本当の感情がなんなのかわからなくなってしまう。
例えば、看護士。臨死の患者を全力を傾け看護するが亡くなってしまった時でも全てをやりきったという達成感と、その夜彼氏とのデートであれば死の体験をひきづることなく愛に生きる。しかし、それでいいのか?と疑問を抱き罪悪感を抱え込むか、開き直るかそんな感情の動きに巻き込まれる。
どうすればよいか、
「心が揺さぶられても崩れない強さを持つか、揺さぶられることに快感を持つか。感情管理能力+感情規制からの逸脱に心惹かれる人が求められる」
と石川先生は言う
21世紀は、感情労働の時代だと考えている。かたくなにならず、囚われずに感情センサの感度を自由にコントロールできるように心を見つめていたい。 -
盲目の社会学者による障害を抱えて、学者として生きていく自らを語る本。
盲目を押して、その視覚障害を補うためのPCソフトの開発まで手がけるプログラマーだったり、とびっくりの連続のようなユニークなケア論で、かなり強くお勧め。