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- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260341066
感想・レビュー・書評
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脳神経系の意識障害患者の看護を専門とする紙谷克子さんの著書。
主な内容は
●患者とのエピソード(コミュニケーション論)
●組織としての看護のあり方
●清潔と褥瘡
●寝たきり老人とリハビリテーション
●意識障害患者への看護
先日、講演会でお話を聴いたところなので早速読んでみました。
私の読みが甘いのか、ところどころ結論付けが唐突に感じた点もあったけど全体を通して読みやすい論文。
まだ意識障害の患者さんを受け持たせて頂いたことはないけれど、参考にしたい考え方、視点がたくさんあった。
紙谷さん曰く・・・いわゆる”植物人間”と言われる人達も本当はちゃんと周りの状況を感じ取っているのです。ただ、それを表現できないだけ。
患者さんのサインをキャッチして、積極的な刺激を与える看護を行うことで意識の回復を促すことができる、と。
実際、患者さんの写真を拝見させて頂いた時は、その表情の違い・差にびっくり。麻痺があったり動けないままでも目や顔つきが全然違ってみなさん凛々しい顔をしているのです。
医療ではなく看護でこんな変化を起こせることに感動しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館所蔵【492.9KA】
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