- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262145150
感想・レビュー・書評
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もちろん作者の書にも感動しましたが、作者の言葉にも惹きつけられました。
以下は私が心に留めておこうと思った一文です。
・言葉の力はとてつもない。書には、まずそのとてつもない力を持った「言葉」を書きつけるという魅力がある。
・見返りを期待せず、今の書の実力で自分ができることを「おせっかい」していこうと思っている。
・僕のおせっかいで、人のねたみや怒り、争いが少しずつ減っていって、優しさや思いやりの方向へベクトルを向けてもらえればいい。そういうことを積み重ねると、人の笑顔が増え、おのずとせんそは減っていくと思う。
・書道は「勝ち負け」でやるもんじゃない。
・あくまで自分を基準にして、昨日より今日、今日より明日の自分が成長していくこと。
・意識を高めながら日々コツコツ練習していくこと。
・ただうまくなりたいと思ってダラダラ続けてもだめで、歴史、知識、技術、人の心、いろいろなものに目を向け、視野を広げると楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書道をやってみたくて購入。堅苦しくないので楽しそうである…。ただ、入門書ではない
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子どものころ書道なんて全く興味がなかったけど
筆で落書きするのは好きでした(笑)
大人になってからは、デザイン習字をしたことがあります
何枚も書きなぐっていい書体を厳選していくような
お手本をうつすよりも自由にするほうが楽しいですよね
有名書道家の双雲さんが解説してくださると
自由がいいよねーということもあるけれど
基本もおさえないとなぁ、とも思いました
歴史や文化を考えたり道具について知ったりすることは
作品を生み出していくうえで重要だし、楽しい
知ることができて、とてもよかったです
古い墨が良いこと、香料が入っていること
筆は、使うひとが育てていくもの -
書道は意味を伝えるのが目的じゃない、って。
「ただ、ことばの意味を伝えるのが目的ならわざわざ筆文字を書く必要はなく、。。。。。」
「書道は、日本人の魂のアート」という。 -
書くことが楽しいと思えるかもしれません。
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仕事をやめて、さて何をしようかと思っていたところ、習字の先生をしている母のことを思い出して、書道を始めたとき、この本に出会いました。型にとらわれることなく、自由に、あるがままに筆を走らせることの愉しさを教えて貰っています。「文字でなく絵を模写する」など、書の練習法も面白い!(やっさん)
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書道ってこんなに楽しいものなんだと感じることができる一冊。
すぐにでも筆と硯を用意して一筆書きたくなります。写真も爽やかで素晴らしい! -
書をする初心者向けの本。書の心から道具、歴史まで。経験者には、もの足りないと思う。
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こういう生き方憧れます。