エンパワメントのケア科学当事者主体チームワーク・ケアの技法

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  • 医歯薬出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784263234532

作品紹介・あらすじ

そもそもケアとは、世話する、大切にする、関心、配慮、気遣い、などを意味する。人間を含め生命の営みすべて、さらには環境や生物以外のものに対しても「慈しむ働き」がケアである。ある意味では、「思いやりのエネルギー」の共有と言えよう。当事者主体チームワーク・ケアの基盤はここにある。それを活性化するのがエンパワメントである。ケア科学とは、ケアに関する普遍的な法則性を追求すること、経験的あるいは実証的な合理性を明らかにすることである。いわば、ケアのまなざしで捉えた日常生活の奥に潜む、人間や自然の法則を解読することがケア科学である。一方ケア技術とは、その解読した知識を、日々の生活の中で実際に適用できるよう、実践を通じて効率化することである。つまりケア技術とは、実践するために単純化したケア科学といえよう。本書では、ケア科学のひとつの切り口として、当事者をケアチームの一員として、共感ネットワークによりパワーアップするエンパワメントを取り上げる。

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著者プロフィール

筑波大学医学医療系 国際発達ケア:エンパワメント科学研究室 教授

「2019年 『子どもの未来をひらく エンパワメント科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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