人にはどれだけの土地がいるか

著者 :
  • いのちのことば社フォレストブックス
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784264024378

感想・レビュー・書評

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  • 欲張り過ぎたら、ことをし損じる。
    何事も、良い加減が⭕️

  • ・幸せの話
    ・向上心の話
    ・欲張りの話

  • なんとトルストイの短編を絵本にしたもの。教訓として結末は見えていたものの、最後の頁のひとことに考えさせられてしまった。生きるために必要なものは何なのだろう、と。禅宗の言葉「知足充実」を大事にしたいとあらためて思った次第。

  • トルストイの作品の中でもっとも簡単で非常に示唆に富んだ物語。もともとロシアの民話があり、それをベースにしているという。子供の頃、岩波文庫か何かのトルストイ短編集の一つにあったと記憶していて、再読したくて見つけた本。小説を2006年に絵本化したものだ。ざっくりいうと、パホームという農夫がもっと豊かになりたい、土地を所有していればもっと豊かになる、もっと広くて作物が育つ土地が有ればもっと豊かになれると思っていたところに、村長のふりをした悪魔に「日の出から日没までにひと回りしてきた土地をあなたにあげよう」とそそのかされる。そして暑い中、一人頑張って頑張って、いつの間にか欲張りになり、最後の最後、必要だったのは自分の身体が入る長さ2メートルの穴だったという話。ロシアのウクライナ侵攻を見るにつけ、プーチンがパホームに重なって見える。プーチンは読んだことが無いのだろうか。

  • 10分

  • 朝の礼拝で紹介された本です。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • これは絵本ですが、大人が読むべき本です。
    人の欲は果てしなく、とどまるところを知らないのですね。まさに墓の中に持っていけるお金はないのと同じだ!自分の生活を見直そうと思いました。

  • いのちのことば社/2006・4・25

    原作:トルストイ
     文:柳川 茂
     画:小林 豊

    「高ぶらないように。
     また、たよりにならない富に望みをおかないように。
     むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて
     楽しませてくださる神に望みをおくように」

  • 人生とか生き方について考えさせられるお話。強欲というより愚か者という印象。哀れでちょっと寂しくなりました。

  • 大人用の絵本かな。

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