火は早めに消さないと

  • フォレスト・ブックス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784264026037

作品紹介・あらすじ

なんでもないことから、とんでもないことになってしまったイワンの家とガブリーロの家のあらそい。なにが、憎しみ合っていた彼らを回復させたのか?現代社会への深いメッセージに満ちた絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 14'30"

  • 些細なことで言い争ううちに事が大きくなり、最終的には大火事で全てを失うという強く印象に残るお話。
    読んだ人の頭にも、火が小さいうちになんとかしないと大変なことになる事が理解できます。
    とてもいい教訓のお話なのですが、登場人物の名前が難しかったり、長男の嫁とか大家族の中の名称が出てくるので、子どもどころか親の私にも関係性がどっちの家の誰だっけ?と混乱します。
    また裁判に発展する展開も子どもにとっては馴染みがないので、わかりにくい表現が惜しいなと思います。
    もっと簡潔で同じような内容の絵本があるのでは?と思ったのですが、どなたか知っていたら教えて頂きたいです(^^)

  • いのちのことば社/2007・11・25

    原作:トルストイ
     文:柳川 茂
     画:小林 豊

    「ゆるしなさい、そうすれば、自分もゆるされます。」

  • とても恐ろしい話なのだけど、2月8日中学校2-2で読み聞かせ。

  • 4年生への読み聞かせに選んだんだが、女の子の多いクラスには地味な絵本だったかな~?

  • トルストイの原作をもとに書かれた『人にはどれだけの土地がいるのか』の続編。

    隣あった家での小さな誤解が諍いになり、
    それがどんどんと大きくなって、とうとう火事にまで発展してしまう。
    喧嘩も火も早めに消さないといけない
    そういう道徳が入ったお話なので、大人も考えさせられます。
    人の噂話を信じたり、疑ったり、憎しみが憎しみを呼び、
    とうとう取り返しのつかない事態へとなっていくサマは、
    ものがたり上での話しではなく、身近に沢山ありますよね・・・

    小学生以上だと、心にズシンと響くお話だと思います。
    原作読んだ事ないんですが( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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