流浪の教会

著者 : 佐藤彰

• いのちのことば社 (2011年6月24日発売)

感想・レビュー・書評

[revefuturさんの感想 · 2011年7月19日]

原発と同じ名前の教会があった。
その名は「福島第一パプテスト教会」。
震災発生からもう立ち入ることが全くできなくなった地域にある。
この地震でもう終わりだと思ったが、
逆に教会員がみんなで団結して避難生活の旅を送るドキュメンタリ。
その前後の説教内容も入っており、また教会員の文章もある。
当時の心境や、状況などがよくわかり、
辛い震災の中でも強く生きていけれるのが心に打たれる。

[crambonbonさんの感想 · 2013年7月29日]

2013.7.29
読みたいと思いつつ、買ってからしばらく読めなかったが、読めた。よかった。こんな状況でも、主を仰ぎつつ生きることができる。こんな状況だからこそ、なのかもしれないが。自分が大変だと、向き合うことを忘れてしまうが、そのような時を持つことも大事だと思う。また、信仰とはなにかを教えられたと思う。

[zumzumさんの感想 · 2013年4月17日]

とにかく心が痛かった・・・是非読んでいただきたい本です

著者プロフィール

佐藤　彰（さとう　あきら）
　Gift＆Share合同会社 代表
　2003年に東京電力に入社。震災・事故対応を第一線で対応した後、経営企画組織・労務人事戦略担当として、再生戦略を担う。その後、グローバルベンチャーのHRマネージャーとして、組織の人事基盤を整備し、組織開発・人材育成を支援する企業にて100社以上の組織開発や人材育成に携わる。2017年から2030SDGsのプロファシリテーターとなり、大企業を中心に行政や学校に、これまで約200回近く1万人以上に理解促進のワークショップ開催や、その後の戦略策定・実行支援に取り組む。現在はウェルビーイング（持続的幸福度）を高める取り組みに注力。
　Master of Business Administration、SSI認定セムコスタイル組織開発コンサルタント、ICC国際コーチング連盟認定コーチ、JPPI認定ポジティブ心理学トレーナー、成人発達理論エキスパートコース修了、2030SDGs公認ファシリテーターの資格を有する。

「2023年 『IDGs 変容する組織』 で使われていた紹介文から引用しています。」