猫の影 (恐怖と怪奇名作集6)

著者 : ロバート・ブロック ブラム・ストーカー スティーブン・ヴィンセント・ベネー マイケル・ジョーゼフ 矢野浩三郎

• 岩崎書店 (1999年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ao-nekoさんの感想 · 2023年9月30日]

児童向け海外ホラーアンソロジー。タイトルどおり今回はどれも猫がテーマです。
ブロック「猫の影」、ストーカー「古城の黒猫」は再読。どちらも人間が猫によってとんでもないことをされてしまう恐ろしい物語。ですが、その人間がしたことを思えば当然の報いという気がしてしまってしかたがありません。猫好きとしては猫の味方をしたくなりました。
ベネー「猫の王様」はなんともシュールで奇妙な物語です。ジョーゼフ「茶色の猫」も、これは猫好きならやっちゃいけないことをしちゃうんだよなあこの人（笑）。ってわけで、やっぱりそうなるか、と。