かぐやひめ (復刊・日本の名作絵本2)

著者 : 円地文子

• 岩崎書店 (2002年3月15日発売)

作品紹介・あらすじ

竹から生まれた光りかがやくばかりのお姫さまを巡る、五人の公家たちの妻争いのユーモアを中軸に、人間的な感情をもちながらこの世のものえはない神仙的女性の離別の悲劇。平安朝初期のかなで書かれた日本最初の作品。文は円地文子で、流麗で音読によく、絵は女流の日本画家最高の賞である上村松園賞を受賞した秋野不矩。

感想・レビュー・書評

[shrimpyさんの感想 · 2022年6月29日]

お爺さんが竹を切れば切るほど小判が出て来るところ、５人の挑戦が全部失敗しちゃったところが面白かった。(７歳小2感想)
良く５人の公家は出てきますが、帝が出てきてお手紙で交流するところがステキです。よくよく考えると日本最古のSFでは！？(その母)

[父親目線で選ぶ絵本など♪さんの感想 · 2020年7月11日]

４歳～。子どもには難解な用語が使用されている点は注意ですが、大人が読んでも満足できる内容だとと思います。絵もとても素敵です。読み聞かせ用のかぐやひめとして是非おすすめしたい作品。

[yuramekeさんの感想 · 2019年4月13日]

じ。421
2y11m
くもんでりおちゃん待ってる時にこれ読むって言って
戦いのシーンをめくってここを読んでくれと
んで納得したのか　どうなのか　とりあえず　うむ　って感じでよしとなった

ま、つまんないよね
言葉も難しいし

[tamagawakyoudaiさんの感想 · 2019年3月26日]

11分。淡い水彩画で描かれ、絵も文もわかりやすい。文章は全てひらがな。スタンダードなかぐやひめ。ラストは昇天するまで。読み聞かせ向き

[jkrabiさんの感想 · 2017年12月7日]

小学1年の娘が学校で「童話」を読む宿題が出たといい、その中に入っていた一冊。リストの中の本を図書館で数冊借りて、読んであげる。その他、ブレーメンの音楽隊、白雪姫、ヘンゼルとグレーテルなど。
本自体も古いせいか、言葉も分かりづらい物がでてくるし、残酷箇所、冗長箇所も少なくないので、1年生にはツラいのではとも思う。

子供の頃に、童話レコードをよく聞いていた事を思い出す。今は子供用の本も「おばけのあっち」や「おしり探偵」など楽しいものも多いので、童話なんてそんなに読まないのだろうな。だが、逆に授業でやって触れさせるのはそれはそれで意義のある事なのだろうななんて思う。

[kitkityoさんの感想 · 2014年10月28日]

かぐや姫読み比べ

[猫武炸成さんの感想 · 2013年7月7日]

2013年7月7日

[asadokuさんの感想 · 2012年3月14日]

5年1組　2011/7/5

[みみーさんの感想 · 2011年9月3日]

文体がいいなと思った。「竹取物語」の学習前に読み返すとイメージが掴めていいかもしれません。絵も雅で美しくぴったり。しもぶくれ美人です。

[さくらさんの感想 · 2009年5月26日]

平安朝初期のかなで書かれた日本最初の作品「かぐやひめ」。女流日本画家最高の賞である上村松園賞を受賞した秋野不矩の絵。

[えほんの魔女*ヨムーバさんの感想 · 2007年8月2日]

1976年初版の再版がこれ。
うちにあるのは1978.02.10の14刷版。

著者プロフィール

円地文子

一九〇五（明治三十八）年東京生まれ。小説家、劇作家。国語学者・上田万年の次女。日本女子大附属高等女学校中退。豊かな古典の教養をもとに女性の執念や業を描いた。主な作品に『女坂』（野間文芸賞）、自伝的三部作『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』（谷崎潤一郎賞）、『なまみこ物語』（女流文学賞）、『遊魂』（日本文学大賞）など。また『源氏物語』の現代語訳でも知られる。八五（昭和六十）年文化勲章受章。八六年没。

「2022年 『食卓のない家』 で使われていた紹介文から引用しています。」