- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784265034673
感想・レビュー・書評
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「また来てね」「また来るね」と言って約束を果たせないまま大きいおばあちゃんは亡くなってしまった。
でも形は無くなってもそばにいるんだなって伝わってくるお話でした。
あの訛った言い方にとても温かみを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田舎のおばあちゃんと孫のお話。
おばあちゃんは亡くなってしまう。
私の周りにも、「おおきいおばあちゃん」と区別している友達がいました。
祖父母の死は子供が一番始めに実感する「死」であることが多いと思います。優しいお話です。 -
低学年、中学年向け
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沢田としき・著
<あらすじ>
夏休み、大きいおばあちゃんのうちに遊びに行った。大きいおばあちゃんは「またおいで」と見送ってくれたが・・・。
<ひとこと>
読んでいるうち涙がポロポロこぼれてきた。いなかのおばあちゃんのことを思い出す。おばあちゃんも「またあそびにおいで」といって見送ってくれたのに・・・。でもいまでもきっと空で見守ってくれている。 -
大きいおばあちゃんは、本当に大きい。
小さいけど大きい。
………
おそうしきの夜、
空に大きいほろのような雲がかかり、
なみだみたいに、ポツリポツリと雨がふった。
けれど、すぐにやんだ。
風がゆっくりと雲をはこび、
雲のきれまから、まるい月が出てきた。
……… -
なつかしい田舎の風景を思い出す1冊。
元気だったおばあちゃんが月になって
私たちを見守っていてくれる。
じーんとしたあと
ほんわか心があったかくなる本です。