つきのよるに (えほんのマーチ 18)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 165
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265034994

作品紹介・あらすじ

つきのよるにぼくはうまれた。たちあがってはたおれ、たちあがってはたおれた。なんかいもたおれたけどさいごにぼくはたちあがった。生きる力を感じる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 感動する。

  • お月さまを見上げる子山羊がとても
    かわいいです

  • 子ども達に読み聞かせをした。母親が、寄ってきた我が子を突き放すシーンあたりから、子ども達は布団から起き上がって前のめりになって聞いていた。絵本が終わった後はなんでどうしてのオンパレード。子育てについて色々と話し合うことが出来た。

  • 自立と自律をテーマにした絵本。
    全託している神のような母親の
    真似をすることではじまり
    母を喜ばせたくて成長していく男の子。

    ある日突然突き放して何も言わずに消え去る母。
    その後打ちしおれる子供に
    お月様と共鳴して子を励ます母の声。

    「立ち上がって転んで、コロンでもコロンでも立ち上がる訓練をしたことを思い出して」と促す母の声。

    母のまねをして来たからなんだってできることを
    思い出す子供。

    良い滑り出しだったけれど
    元気が出た子供の最後の二言が気になった。
    「かあさん ぼく がんばるよー」
    「かあさん ありがとう!」

    頑張らないでほしいし
    お礼や感謝でなくていいし

    過去を振り返るより
    冒険にあこがれて歩き出してほしかった

  • 小2の娘が夏休みに入る時に、学校図書館からお借りしてきた絵本。

    娘は表紙のカモシカ親子の可愛らしさに惹かれて手に取ったそうな。こちらは私も初見だったので、夜に一緒に読むことに。どれどれ。

    ―― 読み聞かせ後 ――

    私「……おしまい」
    娘「……」
    私「……」
    娘「……ママ……わたし泣きそうなんだけど(涙目)」
    私「……は?ママなんてとっくに泣いてますけど?(落涙)」

    まさか親離れ子離れ系のお話だったとはな!!!
    先に知りたかったわ(心の準備的な問題で)!!!

    赤ちゃんの時に何度も何度も転ぶのは、立ち上がるための練習だったんやね……良いこと言うわ……。
    でも、「かあさんのまねっこをしていっぱいおぼえたから何でもできるよー」に関してはわたくしちょっと反省。娘には主に私の禄でもない部分を吸収されている気がする。気を付けます。まじで。

    あと、読み聞かせる前の予習は超大事だということを学びました。

  • 親ばなれ、子別れの話。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00334672

    月の夜にぼくは生まれた。何度も何度も転んでは立ちあがった…。カモシカの親子の子育てを通して、親子のつながりを静かに描く。(出版社HPより)

  • 6-1 2012/11/28

  • とても大人っぽい絵本 野生の厳しさも知る

  • おやが子をつきはなす場面に衝撃をうけていたようす。一度見たきりもうみたがらない。C8793

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著者プロフィール

絵本作家。兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞とグラフィック賞を受賞。作品に『いとしの犬ハチ』「あかちゃんのためのえほん」シリーズ(講談社)、『まほうのあけだま』『まいにちがプレゼント』(金の星社)など400タイトル以上。

「2023年 『ともだちだもん!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いもとようこの作品

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