- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265040513
感想・レビュー・書評
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やっぱり詩は難しいですね…
「賢治の童話のどこが面白いのかわからない。詩はまるでわからない。りっぱな生き方をした人だと尊敬はしますけど」
と言う最近の声に耳を傾けて、生誕百年を記念して
作られた賢治詩集だそうです。
永訣の朝のほかに妹に向けた詩が何篇かありましたが
胸にくるものがありますね(>_<)
説明書きもあり、年表もありで、まさにわたしのような者に向けての一冊でした!
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永訣の朝。
これも、教科書に載っていた。切ない。妹との別れ。
身内との別れはこれほど寂しいものなのだ。と、感じた。
そして、アメニモマケズも載っていて本当に
いい本だった。 -
大型本詩画集と同時に!
著者との長い付き合いを感じながら・・
*東京2020閉会式にて
「星めぐりの歌」が納火へといざないました。
花巻の記念館・イーハトーブ館・童話村へと私の心は飛んで❕ -
2歳違いで兄賢治の理解者、妹のトシがいた。
そのトシと永訣する朝のできごとだった。
涙を流しながら読んだ人は多かっただろう。
賢治の詩集名に「永訣の朝」を選んだのには、
意味があったのだ。
賢治とトシの別れ、その後の詩がまとまっている。
「永訣の朝」という詩から、賢治を知った人は、
幸せ者である。 -
永訣の朝とあの黒い黒雲がが好き。
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日本語ってこんなに……
なんだか……
レポートとか記録とか書いてても、優等生的な文章書いたり、どっかから見つけた言葉使ったり、最近そんなことばっかりしてたなぁと思った。
ただ読んでるだけなのに泣きそうになる。
ほんとうの自分の言葉。
もう、ケンジニストになってもいいかもと思えるほど感銘を受けた。雨にも負けずだけじゃなかったんだな。
自分が死ぬ時には、眼にて云う を思い出せるように生きたいな。 -
日本文学の巨匠宮沢賢治の作品。一度は目を通しておくべきだと思っていた。よく人伝に作品の内容を聞いたりはしていたが自分で宮沢賢治の作品に触れるのは初めてだ。
最後まで読みはしたが内容は全く理解できなかった。でもそういうものなのだと思う。一度読んで終わりにするのではなく繰り返し読んで少しずつ解釈していく。永訣の朝だけは飲み込めた。
個人的に松の針が好き。 -
妹の死に際して書いた詩は本当に胸を打ちます…。
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『永訣の朝』、『雨ニモマケズ』など。双子の星などに出てくる『星めぐりの歌』も楽譜付きで。37歳で亡くなった宮沢賢治、その写真や自筆原稿、年譜などの資料も。