アラルエン戦記 (1) 弟子

  • 岩崎書店
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265050819

感想・レビュー・書評

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  • ものすごく面白かった。設定としてはオールドスクールだが、非常にチャーミングで丁寧に描かれている。領主が運営している孤児院で育った子供たちは一定の年齢になると、いろいろな職種のマスターに見習い入門する。で、主人公のジョンはレンジャーの弟子になる。Ranger's Apprenticeという題名から、読み始める前にわかってはいるが、その弟子になる過程も面白い。同期の孤児たち5人すべてとても才能があるが、第一巻では戦士の学校に入ったホルトが比較てきたくさん出てくる。このホルトも大変魅力的。ジョンをはじめ、レンジャーたちはすべていいキャラだし、敵キャラもいい設定。あっという間に読まされてしまった。次巻も非常に楽しみ。ポジティブで安心感がある。

  • 文句なしに面白い。登場人物達が魅力的。

  • 会社の人に薦められていたシリーズだが、なかなか読めず、やっと読了。
    単純に面白かった。主人公のウィルの性格は嫌みがなく、出てくるキャラクターも好感が持てる人が多い。ファンタジーだが、描写が分かりやすく、場面が想像しやすいので、物語に入り込みやすい。
    ホラスがお気に入り。私の中では完全にジャンぽい感じで再現されています。笑
    ホラスの境遇があまりに酷くて、このままグレて最終的に味方を裏切ってラスボスになるんじゃないかとか、ウィルの父親は伝説のレンジャーなのかとか、実は師匠が父親なのでは!?とかいろいろ想像してしまった。
    ホラスの件は、正直戦闘学校の運営は組織の在り方をきちんと見直すべき。
    組織自体の問題点を改善しなければ、また同じことが起こるのでは?
    ウィルとホラスの件は、よくある少年漫画の友情物語っぽいベタな展開がまぁ気持ちよくはあった。
    なにかと不気味がられたり軽んじられたりしているレンジャーが、騎士よりもレンジャーを選んだ先輩レンジャーの存在で、見直されるところがいい。この人の存在は格好いい。(名前を忘れたが←ギランでした。)

    続きがどうなっていくのか楽しみな作品。(もう完結しているのかしら?)

  • おもしろくて最後まで一気に読んだ。
    時代設定、舞台設定、キャラクター全てが魅力的。
    落ちこぼれウィルが勇気を出して戦う。そして成長していく。ホールトという師の存在。迫力満点の戦闘シーン。
    全てに引き込まれた。
    完成されたファンタジー。
    敵が人外なのもいい。ベルセルク好きにはもってこい。
    続きが楽しみだ!

  • 途中を読んでしまったアラルエン戦記の第1巻。そうか、そういえば、「戦記」なんだね。大変な時代の話なんだ。第1巻はごく普通によくある感じで始まった。孤児の主人公が意に反してレンジャーの弟子になって、というところ。立派なレンジャーに育っていきそう。

  • 孤児院で育った15歳の少年が、レンジャーになる物語。王道の騎士ではなく、レンジャーというところがポイント。

    アーチェリーと遠からず縁があるので、イメージがしやすかったのも良かった。

  • とても面白いものなので、ぜひ読んでみてください。

  • いろいろ悩んだ本ですが…。
    読みやすくて面白い本です。
    でも、読むかなぁ…。
    ファンタジー。

  • 孤児院で育ったウィル、騎士になりたかったが、小さい体のせいでなれず、得体のしれない気味悪いホールトというレンジャーに拾われることになるが・・。面白く、深いものも入ってくる作品です。

  • 孤児院の絆はつよいね。みんな成長した。とくにホラス。悪の道に転落しなくてよかった。ウィルもおどおどしなくなった。うれしいなあ。
    ロドニー卿はもうすこし注意して子供を見てほしいなあ
    先が見えないなかで、勇気を振り絞るのはたいそう難しいでしょうね

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著者プロフィール

【ジョン・フラナガン・作】  オーストラリアを代表するファンタジー作家。テレビシリーズの脚本家として活躍中の1990年代、12歳の息子のために物語を書き始める。その物語をふくらませ、本シリーズの第一作目として2004年より刊行。シリーズを通してニューヨーク・タイムズベストセラーに60週連続ランクインするなど、たちまち人気を不動のものとする。本シリーズのほか、"Brotherhood"シリーズを執筆中。シドニー在住。

「2014年 『攻城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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