ななとさきちゃん ふたりはペア (おはなしトントン 44)

著者 :
  • 岩崎書店
3.67
  • (1)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265067220

作品紹介・あらすじ

一年生のななは、ペアを組む六年生と会える日を楽しみにしていました。ずっとお姉さんがほしかったからです。
でも実際ペアを組むことになったさきちゃんは想像していた人とはちょっと違う人でした。何かと不器用なさきちゃんにななはがっかりする気持ちを隠せません。

でも遠足の日、絶体絶命のピンチに陥ったななに、さきちゃんは、機転を利かせて驚くべき大胆な行動に出て助けてくれたのでした。初めて心を通わせたふたりは、おいしくお弁当を食べて帰ります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私の子どもたちが通っていた小学校でも、異学年で遊ぶことがあったのを思い出しました。
    娘が1年生のときは、6年生にお世話してもらえて心強いな、と思い、6年生になれば、「1年生かわいい!」と喜んでいた娘。
    でも、さきちゃんのようなそそっかしくてちょっと頼りない6年生もいれば、ななちゃんのようにしっかりした1年生もいるわけで。

    同学年だとなんだかベタベタした関係にもなりそうだけど、異学年のペアはいいな、と思いました。

    田中六大さんの絵も話によく合っていると思います。

    低学年におすすめだけど、読まないで高学年になった子には、高学年でも読んでほしいと思います。

  • 理想と現実は違うことや、人にはいろんな面があること。大きくなると段々と分かってくることが、学校でよくある行事の中で分かりやすく描かれています。絵と物語も良く合っています。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

山本悦子(やまもとえつこ)愛知県生まれ。『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞を受賞。主な作品に『先生、しゅくだいわすれました』『先生、感想文、書けません!』『がっこうかっぱのおひっこし』(共に童心社)『夜間中学へようこそ』(岩崎書店)『はっぴょう会への道』(PHP研究所)『神様のパッチワーク』(ポプラ社)など多数ある。日本児童文学者協会会員。

「2023年 『がっこうかっぱの生まれた日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本悦子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ふじもと みさと
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×