ぼくがいちばん!

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 126
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265068302

作品紹介・あらすじ

ヤッホー、ぼく、いぬ。ぼくってなんでもいちばんなんだ。はしるのもあなほりもおよぐのだってとくいだよ。そうともだちにじまんばかりしていると-。

感想・レビュー・書評

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  • うぬぼれからの自慢と自分のいいところを発表することはびみょーに違うんだよ、っていうお話。カラフルなかわいい絵とわかりやすいストーリー運びで小さい子の共感を得られそう。

  • 一年生に読み聞かせました。
    「あー、そうか、面白ーい」と、心に沁みたようです。

  • 2012.7.11 1-3

  • いぬさんが、すぐに反省して悪かったことに気付く点がかわいいです

  • いぬはいばりんぼうで、なんでもいちばんになりたがる。

    そんないぬの友達は、高く飛ぶのが得意なてんとうむし、穴掘りが得意なもぐら、すいすい泳ぐのが得意ながちょう、体が大きなろば。

    いぬはてんとうむしと体の大きさを比べて、ぼくがいちばん!
    もぐらとを高く飛ぶのを比べてぼくがいちばん!
    がちょうと穴掘りを比べてぼくがいちばん!
    ろばとすいすい泳ぐのを比べてぼくがいちばん!

    ちょっと抜けているのか、愛嬌なのか、比較するところが間違っている。

    本当に得意な事で友達と比較したとき、いぬは自分が何にもいちばんじゃなかった、何にもできないんだ、と気付く。

    友達に、
    ぼくは何にもいちばんじゃない。ぼくはいばりんぼうだった。ごめんね。
    とあやまるいぬ。

    そんないぬに、
    きみはぼくたちのいちばんの友達だ。きみにはふさふさのみみがあるじゃないか。
    と諭す友達。

    「みんなちがって、みんないい」
    そんな金子みすずの詩を思い出す。
    みんなそれぞれ得意な事があり、苦手な事がある。
    なんでもいちばん!じゃなくていいのだ。
    お互いのことを認め合い、それぞれの良さを確かめ合う。
    それこそが、本当に素敵な友達関係なのだ。

  • H23年 7月 4-1

  • 色彩が鮮やかなので、子ども達を一気に引き付けることが出来た気がします。
    友達との上手な関わり方について、考えてくれたんじゃないかなと思います。

  • やっぱり、誰しも「自分が」「自分が」に、なりがちですし、そうでありたい気持ちは誰しもが持っているのだと思います。でも、そこを、どれだけ相手を尊重したり、相手を思いやる気持ちを持てるか?が、とても大切なのだと思います。そんな大切な気持ちを知ることの出来る良い本です。

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著者プロフィール

作者 ルーシー・カズンズ
1964年イギリスに生まれる。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでグラフィック・デザインを学ぶ。在学中に絵本賞を受賞した『ポートリーのぼうし』で絵本作家としてデビュー。その後、「メイシーちゃん」シリーズで世界的な人気を得る。作品に『メイシーちゃんのあたらしいおうち』『メイシーちゃんのABC』『メイシーのことばえほん あれなあに?』など多数。

「2021年 『かいじゅうごっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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