- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265068319
作品紹介・あらすじ
クマは、おきゃくをとめたことがありません。よるはかんぺきにしずかでなければねむれないからです。でも、ある日、お友だちのネズミがおとまりにやってきました!はたして、クマは。
感想・レビュー・書評
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2-1 2016/10/18
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1-3 2016/02/03
5-1 2015/06/03
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2-2 2015/01/28
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3-1 2012/06/13詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私も熊の様に完全に静かでないと眠れないので、
熊の気持ちが大変理解出来、
鼠に対しても熊と同じ行動を取るでしょう…。
そして前巻以上に
鬱陶しく思うも鼠の優しさが感じられました。 -
「おきゃく、おことわり?」の続編。
「クマさんのおことわりシリーズ」としてシリーズ化されているようです。
自分のペースをくずされたくない、クマ。
でもネズミは構わずおとまりにきます。
最初はネズミのペースにつき合えなくてイライラしてしまうクマも、そのうちに……という、前作と同じパターンで進むストーリー。
人と付き合うことは心乱されることも多く、いっそのこと自分だけのルールで誰とも付き合わず心静かに過ごしたい、と思うこともしばしばです。
相手が、自分のことばかりの思いやりのない人ならば、それは確かに無視することも付き合わないこともひとつの選択でしょうが、相手も自分のことを好きで、考えてくれていて、でも習慣や性格の違いで合わないところもある場合、どうやってかすり合わせて一緒にいる方がずっと楽しいのではないでしょうか。
少しのイライラも、一緒にいることの楽しさには勝てない。
人と付き合っていくというのはそういうことだ、ということを思い出させてくれる絵本です。 -
静かじゃないと眠れないくまと泊まりにきたねずみの話
前に読んだ誕生日おことわりのひとの絵本かな
くまが偏屈なんだけど気持ちはわかる -
おちゃめなネズミ君、小心者のクマ君
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[墨田区図書館]
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出た順番は「おきゃく」「おとまり」「おたんじょうび」だけど、読んだのはこれが三冊目。
ひとり静かに眠りたいクマのもとへ、ネズミが泊まりにくる話。
今回のネズミはそんなにうるさくしていないけれど、ひとりに慣れたクマには身動きの音も気に障る。
この本がなかったら一方的な感じだけど、三冊合わせて読むと相互に必要な関係なんだなと思える。
クマはきっと対人的には経験が足りない未熟な子。
文字のサイズが楽しい。
でもこのきっちりしたクマさんの一人称が「おいら」なのはどうも似合わない。 -
「おきゃく、おことわり」の続編。
静かじゃないと眠れないくまのところへねずみがお泊りに。
くまは静かに寝る準備をするのにねずみはやかましい…。
気分を悪くして最終的にどなってしまうくまだけれど、ねずみが寝静まったあとにも音がする…。
恐くなったくまはねずみを起こして、あくまでねずみが怖がっていることにしていろいろと調べてもらう。
何もないことを確認したくまとねずみは朝になってもぐっすり。
くまが怖がっていることを察しても、それを指摘せずにあくまで自分のためにくまが確認させている、という態度を取るねずみがかっこいい。 -
凡庸・・・
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水彩タッチの優しいイラストに、コントのようなストーリー、そしてホロっとさせるエンディングの絵本です。
主人公のクマは、家にお客を泊めたことがありません。自分のペースを乱されたくないから。そんなクマの家に、はじめてネズミがお泊りすることに・・・。
自分の領域に他人が入ってくることは、誰しも、苦手なことでしょう。
お互いに、ゆずりあう気持ちを持てば、そんな気持ちも変わるのではないでしょうか。と感じる絵本でした。
※同シリーズ「おきゃく、おことわり?」の続編です。
文: ひらがな・カタカナ・漢字(小2程度)
絵本作家の「ボニーベッカー」。NYタイムズ誌のベストセラーや、ゴールデンカイト賞絵本部門賞などの実績を持つ。
ホームページはこちら→ http://www.bonnybecker.com/index.html
(女性でした・・・)
絵: 水彩(と思う)
絵本作家で画家でもあるカナダ出身の「ケイディ・マクドナルド・デントン」。
優しいタッチのイラストで、クマとネズミの表情が絶妙です。