おばけの花見 (キラキラえほん)

著者 :
  • 岩崎書店
3.58
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本棚登録 : 394
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265069910

作品紹介・あらすじ

おばけながやにあさがきました。「いいてんきだねえ」「ほんとうに」どのかおもうきうきしています。むりはございません。きょうは、おばけながやの花見です。

感想・レビュー・書評

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  • おばけながやのお花見絵本。1人お花見に誘われなかった雷さま。「なんで、おれだけ 花見に よばんのだ。こうしてやるー。」そこへろくろ首のあねさんが、色っぽくなだめてお誘いに、、、。みんなで楽しくお花見いいね

  • 陽気なおばけたちのお花見。
    のりまき、ちらし寿司おいしいお弁当に、お酒、ろくろくびのあねさんの三味線に合わせてかっぱやひょうすべが歌います。
    おだやかで楽しい一席。
    そこへ、ぐわらぐわらざーっと雷雨。
    お花見に呼ばれずすねたかみなりが大暴れ。
    おさめたのはあねさん色仕掛け。
    かみなりが満足したあとは、まだまだうたげは続きます。

    内田麟太郎&山本孝の季節のお話のシリーズ。
    このシリーズ、どれも陽気で愛嬌があって楽しい絵本です。
    お酒と色仕掛けで収めようとする感じ、『ふくはうちおにもうち』に通じるものがありますね。

  • お化け長屋のお花見で、お呼ばれしなかった雷様が大雨を降らす、というおハナシです。

    私の中で内田さんは「ともだち」シリーズよりも西村繁男さんとのコンビの"妖怪モノ"のイメージが強く、「内田」⇒「妖怪(モノ)」の人!と思ってしまう。この本の挿絵は西村さんではなく山本孝さんだけれど、ホントお化け(話)が映えますよね。

  • ★★★
    春です。おばけ長屋の皆はお花見に出かけます。かっぱが踊りろくろ首姐さんが三味線を弾きます。空で見ていた雷が拗ねて雨を降らせますが…
    ★★★

    日本の妖怪たちの愉快なお花見です。

  • 「おばけながやにあさがきました。「いいてんきだねえ」「ほんとうに」どのかおもうきうきしています。むりはございません。きょうは、おばけながやの花見です。」

    暴れるかみなりさまを、ろくろ首が色気で解決 笑
    ろくろくび、河童、唐笠おばけ、ひょうすべ、かみきり、のっぺらぼうが登場。

  • おばけが好きなので、この本も大好きでした。ろくろっくび、河童、唐笠おばけ、ひょうすべ、かみきり、ぬっぺっぽう?(のっぺらぼう)などが出てきます。話の内容も春にぴったりでした。「一天にわかにかき曇り」などのフレーズも良かったです。

  • 2歳4ヶ月。図書館で借りた本。
    今のところまで読んだ内田麟太郎さんの本で1番良かったかも。
    息子の好きな妖怪の話と、春らしい一冊。
    文字運びや、ろくろっくびの艶っぽさもあってなんだか粋な一冊だった。

  • 《本屋》【再読】おばけたちが花見は朝から行くんだ。楽しそう。

  • 良かった

  • どの世界でも 「宴」は大好きだよね。

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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