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Amazon.co.jp ・本 (100ページ) / ISBN・EAN: 9784265072620
感想・レビュー・書評
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三年三組には“黒板の花太郎さん”という妖怪がひそんでいて
子どもたちが登校してくる前に黒板から出てくるという
拓真と加奈は転校してきた亮が花太郎さんではと疑ったけれど
熊田先生が亮の味方になって誤解を解いてくれる
でも、ふしぎな心霊現象がおきたのに気づいた亮は...
著者は『おばけ道、ただいま工事中!?』で
2016年度第49回日本児童文学者協会新人賞を受賞
本書は受賞後の第一作 -
新学期。お姉ちゃんから聞いたという話を加奈がした。
「三年三組には、黒板の花太郎さんっっていう妖怪が出るんだって」
そんなの、噂にきまってるだろ!と拓真は思う。新学期、朝早く最初に教室にいる生徒が、黒板妖怪の花太郎さんなんだと加奈は言う。
拓真と加奈は、その噂を確かめるために早くに教室についた。そこには、始業式の日に転入してきた亮(りょう)がいた。
噂が噂をよんで、なんとなく、「亮は妖怪なのでは?」とみんなに思われてしまう。
勉強も体育も得意な亮に、やっかみもあったかもしれない。
なんだかイジメみたいに、みんなから距離をおかれるようになってしまった亮。拓真は、最初に妖怪の話と亮がはじめに教室にいたことの噂もとだった事を気にするが、でも、やっぱり亮はあやしい気がして・・・。
でも、本当の黒板の花太郎さんは!
著者プロフィール
草野あきこの作品
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