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本 ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784265072668
作品紹介・あらすじ
我が家にAIロボットがやってきた。
名前はエイト。ぼくにそっくり。そしてぼくよりうんと優秀!
最初はいろんなことをやってもらえてうれしかったけど、だんだん不安になってきて…。
涙と笑いの一か月が過ぎて、その日は来てしまった。
心通うはずのないロボットとの確かな心の交流を描いた、胸が熱くなる作品。
第35回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作
感想・レビュー・書評
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内緒で自分の分身AIロボットを1ヶ月借りることになった小4の栄太。宿題や面倒なことをロボットのエイトにやらせるくだりは一度はみんなやってみたいはず。ラストがさわやか。
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小4の岡本栄太は、未来科学研究所のイベント「未来科学ランド」にやって来た。来場者の10万人目になった栄太は、白峰所長さんから最新のA Iロボットを10万人目の記念に、誰にも言わないことを条件にひと月だけ貸してもらう事に。
栄太の抜きたてほやほやの髪の毛を入れて作ったロボットは栄太そっくりで、その上、何でも栄太よりできた。例えば栄太の代わりにお母さんの手伝いをしてお小遣いを貰ってきたり(それを栄太にくれる)栄太の願い通りにちゃんとやってくれる。そして、ぼく役に立った?って聞いてくる。
最初は楽が出来ると喜んでいた栄太だが、A Iが自分に取って代わろうとしているのかと心配になってくる。 -
やりたくないことを誰かにやってもらいたいという気持ちは誰にでもあるだろう。最後、主人公が気付きを得ることろが児童文学っぽくていい。
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#AIロボットひと月貸します
#木内奈緒
#岩崎書店
#児童書
#読了
自分そっくりのロボットがいたら…とSFものにありそうな設定だけど、楽をしたがる現代人の心の部分にも触れているストーリー。通勤中の電車で一気に読んだ。自分にとって大切なこととは何か、考えるきっかけになりそう。 -
AIロボット、ぼくも貸して欲しいな。
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