怪談えほん (1) 悪い本

著者 :
制作 : 東 雅夫 
  • 岩崎書店
3.54
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本棚登録 : 1651
感想 : 281
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265079513

感想・レビュー・書評

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  • 中高生〜大人向け絵本
    子どもにはいまいち意味が分からなかったようだが、絵が怖いとのこと。

  • うーん、みんな言ってるけど怖いですね~。寝る前に読むんじゃなかった(笑)。

    何となく文章自体の意味はつかめたような気がするんですが、怖い絵に関してはただ怖いってだけでよく分からなかったですね。これが絵本なのか。確かに感性は鍛えられるのだろうけれど。

    <考察>
     自分が考えるに、この「悪い本」って言うのは『私たちの心の中に眠っている黒い感情』のようなものではないでしょうか。(「○○衝動」っていうのに似てる気がします。)
     手に取れる場所にその本はあって、純粋なうちは欲しくないと思っていても、心から嫌ったり憎むものが現れた時、手を伸ばしたくなる。
     悪いことをして、一番悪くなってしまえば、もうその人を嫌うことはなくなる。
     例え私たちが黒い感情を忘れていたとしても、それはなくなっているわけではなくて、忘れることなく、私達をずっと見ている。
     いつか溢れ出してしまう黒い感情は、今はまだ鳴りをひそめているだけなのです。

     「悪い本」を手に取る、その時まで・・・・・・・

  • 幼稚園年中の息子と、読み聞かせをした大人とではちょっと視点が異なる怪談絵本。
    「悪い本」自体が、心の中でいつ表に出てこようかと窺っている悪意そのものを表しているのかなあ。そしてそれは、きっと誰もが持っている。

  • いや〜(,,゚Д゚) 絵本なのにホラーですね、これは。子供に読み聞かせはダメっ(苦笑)短いのにゾクっとしました。

  • 大人になってからわかる。大人に向けた本。
    ほーら、ほしくなったでしょって再会するやつ。

  • 宮部みゆきさんの怪談の絵本ということで手にしてみました。絵本なのだから子供向けなのでしょうけど、私なら子供に(もう成人してますが小さい子と仮定して)この本を読み聞かせるのは躊躇います。ほんとに怖いです。トラウマになりそう。ひらがなが多くてすぐ読めるのですが、奥深くて真っ暗な森の中に迷い込んだような不気味な妄想が膨らんできます。
    怪談のえほんシリーズ、他のも読みたいです。

  • k君がかいちゃんに呼んでくれたぽい
    「凄まじく怖い、やめたほうがいい」とのこと。
    おぉそれは恐ろしい。確認しないどこ。

    じ。603
    3y6m

  • このシリーズ流し読んだが、もっとも良い感じ。

  • 恐い!恐い!
    「悪い本」を、おもちゃやぬいぐるみに例え、迫り来るところ、特に終盤のテディベア……。
    絵本なので基本ひらがなで書かれているが、「悪」と「本」の文字だけが漢字で書かれているところ。
    恐い。

  • 30年度  6-2 6-3
    3分

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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