怪談えほん (2) マイマイとナイナイ

著者 :
制作 : 東 雅夫  宇野 亜喜良 
  • 岩崎書店
3.17
  • (22)
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  • (22)
  • (9)
本棚登録 : 354
レビュー : 78
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265079520

作品紹介・あらすじ

マイマイは、弟のナイナイを右目にいれて、そっとまぶたをあけた。皆川博子と宇野亜喜良による美しく、怖い物語。

感想・レビュー・書評

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  • ひぇぇぇぇ~((((((ノ゚⊿゚)ノこわいわ。。。
    インパクト大!!

    だって、おとうさんにもおかあさんにも見えないのよ(><;)
    (子供によくあるパターンだよね…)
    目にクルミでもうゾゾゾゾ…。

    皆川さんのストーリー展開が不気味。
    宇野亜喜良さんの絵や色彩、人物の表情が怖すぎる。
    奇異な雰囲気を出しているけど芸術品。

    物理的に怖いんじゃなくて心理的にくるものがあって
    幼いころにエコエコアザラックを読んで
    夜こわくなり後悔した日々を思い出してしまった。

    この組み合わせ、このシリーズ史上で一番こわいかも。
    子供よりも大人の方が効き目あるかも。
    そして後を引く不思議な読み心地。

  • 怪談というよりサイコホラーみたいな。
    で、どうなんだと聞かれれば「怖い」と答える。

    読んでいるときの気味悪さや怖さだけじゃなく、
    読んでから時間が経って思い出してもぞっとする。
    持続性のある怖さが特徴的だと個人的には思う。

    子ども向けでは決してない(笑)。

  • 怪談えほんシリーズ、最後の一冊。
    いちばん怪談らしいのは「いるのいないの」だった。
    これは怪談っぽくはない。ダークファンタジーと表現したほうがしっくりくる。
    だけど物語としては一番好き。

    くつしたのせいでアリスっぽい。
    森と女の子の組み合わせの「悪い本」もアリスっぽくみえたけれど、空気はこちらのほうがよりアリス風。それも谷山浩子のアリス。
    どの曲っていうのはないけれどBGMをつけるなら絶対谷山浩子。

    この絵は苦手で今までこの人の絵の本は避けてきたんだけど、ちゃんと見たら思ったほど苦手じゃなかった。
    シュールレアリズムの絵画を見ている気分。

  • 怪談というよりナイトメア・・・。
    近所のヴィレヴァンでは、ゴシック&ロリータのコーナーに置いてありました。
    世界観が近いのでしょうか。

  • 東雅夫編集による「怪談えほん」その2。
    児童書のつもりで手に取ってしまった方には
    ご愁傷様とでも申し上げておきましょうか(笑)
    他の4冊は未読なので何とも言えませんが、
    『マイマイとナイナイ』は、
    怖いというより不条理感たっぷりな悪夢の世界。
    個人的には、
    アリス・イン・ワンダーランドならぬ無間地獄って印象。
    物語にピッタリな、ちょっと艶めかしい魅惑的な絵――だけど、
    今後はロリポップ(棒付きグルグル渦巻きキャンディ)を
    食べたくなくなる予感……。

  •  怪談えほんの2番目になります。
     個性的な絵で、可愛らしい少女と不思議な夢の世界が 美しく表現されています。
     
     子供には見えて、大人には見えない物。
     それに囚われてしまった少女の姿。

     読み終えてからじわじわと恐ろしくなる、ダークファンタジーでした。
     この絵本の世界には、出口が無いように感じます。
     そして最後のページを読み終えたとき 難しい世界に尻込みしていました。
     でも、この感覚が子供達を想像の世界にかりだすのでしょうか。
     あと3冊は未読ですが、今のところ この怪談えほんを読みきかせるには、対象年齢をかなり絞ってしまいそうです。

  • マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。

  • 皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。
    マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。(アマゾン紹介文)

    大人から見れば、表紙の時点で『怖い』です。
    ただ、お話から寓話的なものが読み取れず、書かれていることそのままで終わってしまいました。
    普段の皆川さんの幻想小説ならそれでよいと思うのですが、絵本としてはもう少し理解のとっかかりが欲しいです。

  • 眼に胡桃、が生理的に辛い。。
    イラストもあって、怪談と言うよりファンタジーのような。。

    マイマイは肩にいつもカタツムリがいるけれど人間なのか??

    子どもの頃って、読んだ本観たテレビがすぐ夢に反映されて、壮大なストーリ-の夢を沢山見た、というのを思い出す。

    夢を見てこわくて、起きてもひきづるあの感覚懐かしい。。
    と思えるのは大人になったからだろうか。

    なかなか意図を掴むのが難しい。

  • ナイナイは本当に弟だったのか…すこしグロい

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著者プロフィール

皆川博子(みながわ ひろこ)
1930年旧朝鮮京城生まれ。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁・旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞(長編部門)を、『恋紅』で第95回直木賞を、『開かせていただき光栄です‐DILATED TO MEET YOU‐』で第12回本格ミステリ大賞に輝き、15年には文化功労者に選出されるなど、第一線で活躍し続けている。著作に『倒立する塔の殺人』『クロコダイル路地』『U』など多数。2019年8月7日、『彗星図書館』を刊行。

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