- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265079575
作品紹介・あらすじ
岩井志麻子と寺門孝之が導く、妖しく美しい世界。
ぼくはオバケなんかこわくない。ともだちみんながこわがるふるいそうこに、ぼくはひとりではいった。するとそこには…。
感想・レビュー・書評
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岩井志麻子さんの文章怖いなあ。学校の古い倉庫に雨の日に入っていく。それだけで怖い。しろい足が出てくるなんて、きゃあ!
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〝ぼくは、とても強い男の子のつもりだ。だから、オバケも怖くないんだ。友だちはみんな、怖がりだ。学校にある、もう使っていない古い倉庫を、とても怖がっている。そこは、オバケがいると、怖がられていた...雨の降る、暗い夕方、ぼくは、ひとりで倉庫に入っていった・・・〟<岩井志麻子>さんと<寺門孝之>さんが導く美しくも妖しい「怪談えほん(岩崎書店)」からの一冊。
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女の真っ白な足に塗られた真っ赤なペディキュアが妙に生々しく、岩井志麻子さんの名前を見て納得。本の中ではオバケについて一切の説明がないから、女の正体が気になるところ。
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江戸川乱歩っぽい
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ちょっとエッチっぽい。子どもの絵本ではない。最後に男のシンボルが・・・
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題名からして怪しげな妖しげな気がしてきます。子ども向けではないと思いました。
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裏表紙に白い猫がいるからもしかして。
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幽霊って足がないはずなのに、逆に足しか見えないオバケが出てくる。
おんなのしろいあし が「ぺた ぺた ぺた ぺた」とやってくるのが、ちょっと怖い。
描き方がフェチっぽい感じもするのだけど、そこは読んだ子供は感じてない様子。 -
怖さはそんなに感じなくて、岩井志麻子さんということもあり、フェチシズム開眼の話に受け取れてニヤニヤしてしまう。
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「岩井志麻子だもの、そりゃ怖いでしょ」とハードルを上げに上げて読んだのに、想像の斜め上を行く怖さだったので逆に笑ってしまった。
『おんなのしろいあし』。タイトルがもう岩井志麻子だもの。
なのにこの装丁。少年。青空。そして虹。
あれっ?あんまり怖くないのかな?と思って表紙を開きますでしょう。
そしたらこの扉ですよ。女の白い足。泣くわ。
で、まさか、と思って見返しを見直したらやっぱり女の白い脚。嗚呼。
表紙・見返し・扉だけでちびりそうになりました。
本編は言わずもがな。まさに怪談えほん。