怪談えほん (7) おんなのしろいあし (怪談えほん7)

著者 :
制作 : 東 雅夫 
  • 岩崎書店
3.13
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本棚登録 : 233
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265079575

作品紹介・あらすじ

岩井志麻子と寺門孝之が導く、妖しく美しい世界。

ぼくはオバケなんかこわくない。ともだちみんながこわがるふるいそうこに、ぼくはひとりではいった。するとそこには…。

感想・レビュー・書評

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  • 岩井志麻子さんの文章怖いなあ。学校の古い倉庫に雨の日に入っていく。それだけで怖い。しろい足が出てくるなんて、きゃあ!

  • 〝ぼくは、とても強い男の子のつもりだ。だから、オバケも怖くないんだ。友だちはみんな、怖がりだ。学校にある、もう使っていない古い倉庫を、とても怖がっている。そこは、オバケがいると、怖がられていた...雨の降る、暗い夕方、ぼくは、ひとりで倉庫に入っていった・・・〟<岩井志麻子>さんと<寺門孝之>さんが導く美しくも妖しい「怪談えほん(岩崎書店)」からの一冊。

  • 女の真っ白な足に塗られた真っ赤なペディキュアが妙に生々しく、岩井志麻子さんの名前を見て納得。本の中ではオバケについて一切の説明がないから、女の正体が気になるところ。

  • 江戸川乱歩っぽい

  • ちょっとエッチっぽい。子どもの絵本ではない。最後に男のシンボルが・・・

  • 題名からして怪しげな妖しげな気がしてきます。子ども向けではないと思いました。

  • 裏表紙に白い猫がいるからもしかして。

  • 幽霊って足がないはずなのに、逆に足しか見えないオバケが出てくる。
    おんなのしろいあし が「ぺた ぺた ぺた ぺた」とやってくるのが、ちょっと怖い。
    描き方がフェチっぽい感じもするのだけど、そこは読んだ子供は感じてない様子。

  • 怖さはそんなに感じなくて、岩井志麻子さんということもあり、フェチシズム開眼の話に受け取れてニヤニヤしてしまう。

  • 「岩井志麻子だもの、そりゃ怖いでしょ」とハードルを上げに上げて読んだのに、想像の斜め上を行く怖さだったので逆に笑ってしまった。

    『おんなのしろいあし』。タイトルがもう岩井志麻子だもの。
    なのにこの装丁。少年。青空。そして虹。
    あれっ?あんまり怖くないのかな?と思って表紙を開きますでしょう。
    そしたらこの扉ですよ。女の白い足。泣くわ。
    で、まさか、と思って見返しを見直したらやっぱり女の白い脚。嗚呼。

    表紙・見返し・扉だけでちびりそうになりました。
    本編は言わずもがな。まさに怪談えほん。

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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