- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265081103
作品紹介・あらすじ
広島市にすむ小学生で、サッカーが大好きなだいじゅ。原発事故をきっかけに母の実家、広島市にひっこしてきたまや。ふたりの交流をつうじて、原発と、私たちの未来をかんがえる絵本。
感想・レビュー・書評
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福島の原発で広島に避難してきた子を見つめる男の子の話。
地元に残った友達を思うと外で遊ぶ事もためらわれる子が最後に一緒にサッカーしてる姿には胸を打たれた。
そんな悲しい思いをする子が一人もいなくなってほしいと願わずにはいられない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サッカ-大好きな広島市に住む小学生の<だいじゅ>と、原発事故で母親の実家に引っ越してきた<まや>。「今年の夏はプールに入れなかった 運動会もなくなった 畑の野菜も食べられない お父さんは あと20年は家に帰れないって言っている いい子にしてなかったから こんなことになったんだ」・・・「放射線いうのはなんじゃ?」・・・広島と福島の二人の出会いと交流をとおして「原発」と「未来の地球環境」を考える絵本です。 作者の松本猛さんは<いわさき ちひろ(1918-1974)>サンの長男、松本春野さんは孫娘です。
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おかあさんの実家広島の学校に転校して来た女の子。元気になってほしい。アメリカ先住民の言い伝えに7代先のことを考えて判断しなさいという言葉があります。つまり200年〜300年先のことを考えて判断しなさいと 自然を大切に と。
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水彩画がきれい。
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タイトルを見て、こんな本が出たか…とドキッとして、著者を見たら、いわさきちひろさんの息子さん、松本猛さんと、その娘、松本春野さんというコンビで二度びっくり。
福島から広島へ移住した家族…か。ちょっと作りすぎな感じもするけど、原子力と核は同じなんだということを改めて思い起こさせる。
いわさきちひろさんのお孫さんが絵を描いているということはなかなか感動的です。
ちひろさん、息子さん、お孫さん…3世代にわたって平和を願う作品を作られているんですね。 -
広島市に住む小学生で、サッカー大好きなだいじゅ。原発事故をきっかけに母の実家、広島市に引っ越して来たまや。二人の交流を通じて、原発と私たちの未来を考える絵本。 優しいタッチで描かれている水彩の絵がかわいらしく、あたたかくなる。少し泣いた。
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3'30"
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自分がわるい子にしてたから ふくしまに住めなくなったんだと、自分を責める子、みんなが外であそべないのに 遠くに引っ越した自分が外で遊んでいたらいけない 申し訳ないと考えてしまう子がいることを知りました。
同じことを二度と繰り返さないために、原発はなくすべきだ と一人一人が考えることのできるようになってほしいです。そのための教育に 力を入れていきたいです。 -
松本 猛 (著), 松本春野 (著, イラスト)