どどのろう (えほんのぼうけん 54)

著者 : 穂高順也

• 岩崎書店 (2013年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「そいつぁ、ねがいごとを三つだけかなえてくれるというどろにんぎょうじゃねえか!?」「え?」「そうだな、ためしになにかたのんでみるとしようか」おそろしいつらのばけものがおおあばれ!むかしむかしのものがたり-。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年1月22日]

ニャンコが可愛い、こばやしゆかこ(今回はニャンコは出て来ない？)

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｢昔々、願いを三つ叶えてくれる泥人形がありました。それを手にした悪党二人。化け物になるようお願いして、おそろしい姿に変身した。さあさあ、悪行三昧の始まりです。｣
picco picco storia
http://piccopiccostoria.com/index.html

[maynote16さんの感想 · 2022年9月10日]

こういうインパクトのある絵に弱い私。
好きなんです。

三つの願いを叶えてくれるという泥人形のお話です。三つというのが、ミソですよね。
私なら何をお願いするかなぁ。
まずは健康でしょう、
そして家内安全。
それと自分のことだけではなんだから、
平和な世の中でお願いします。

[shifu0523さんの感想 · 2016年9月19日]

　穂髙版「三つのねがい」。どどのろうという、願いを三つ叶えてくれる人形を拾った悪党二人が、悪巧みに利用する。悪事が露見し、逃げようとして最後の願いを口にするが……　
＊絵に迫力がある。それでいて細部で遊んでいて楽しい。悪党たちのその後を想像してもいいし、自分だったらと空想を広げるのもいい。子どもたちに読み聞かせて一緒に笑いたい。

[12sanさんの感想 · 2016年6月20日]

25年度2年　⑫2年　⑫

[たまネコ♪さんの感想 · 2014年3月1日]

お願い事を 3つまで 叶えてくれる 「どどのろう」。悪巧みを 企む 2組。どうなる!?

[sametamaさんの感想 · 2013年5月3日]

息子の朝ごほん。最初の願い事を読み返しちゃいました。

[silvyさんの感想 · 2013年2月22日]

日本の昔話。
この内容の話は聞いたことがなかったので、新鮮だった。
ただし、三つの願いがかなう、という設定は、日本だけでなく
世界各地の昔話でもありそうな、ありふれた内容でもある。

[piyozaemonさんの感想 · 2013年2月15日]

3つまで願い事を叶えてくれるという泥人形の「どどのろう」。
一人の旅人が拾い、一つだけ願い事をして捨てました。「おいはぎ、おしこみなどのわるいやからがでできたら、すぐにとっつかまりますように」

その後、二人の男がどどのろうを釣り、「大物が釣れるように」と願いました。次に「化け物」にしてもらいおいはぎやおしこみをします。
そして、「三つめ」の願い事で元の姿に戻してもらおうとしますが、元に戻れずつかまります。

一つめの願い事はもう旅人がしていたので、「二つめ」だと思っていたのが「三つめ」だったのでした。

著者プロフィール

穂高順也
1989年愛知県生まれ。小沢正氏、立原えりか氏に師事後、絵本・童話作家に。
『さるのせんせいとへびのかんごふさん』（ビリケン出版）、『ちゅうしゃなんかこわくない』『どどのろう』『あかいのあつまれ』（岩崎書店）、『どろぼうだっそうだいさくせん！』（偕成社）、『とうさんとうさんいかがなものか？』（あかね書房）、『なきんぼあかちゃん』（大日本図書）、『よるのさかなやさん』（文溪堂）など著書多数。
日本児童文芸家協会理事。

「2022年 『よるのやおやさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」