ありがとう実験動物たち (ノンフィクション・生きるチカラ)

著者 :
  • 岩崎書店
4.29
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本棚登録 : 32
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265083091

作品紹介・あらすじ

実験動物のお世話をしているひとりの女性の物語。私たちの毎日の生活に「実験動物」たちが深くかかわっていることをぜひ知ってほしい。動物実験施設で働くテルの姿を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで実験動物について深く考えたことがなかったことに気付きました。このような犠牲の上にも今の生活があることを忘れてはいけないと思いました。

  • 実験動物の世話を担当する飼育員さんの話。
    実験前や実験後に動物が苦しまないようにケアをする。

    実験結果に差異が出ないように細心の注意を払っている様子や
    観察した個体の性質によって、実験の種類を提案していく姿勢に、なるほど!と思った。

    「実験動物」という言葉を聞くと消費される物のような印象を抱いてしまうが、
    「個室で飼われていたので外に出るのが怖い」など、普通の愛玩動物と変わらない、心の繊細さを持っていることに気づかされた。

  • この本は、実験動物の世話をしている飼育員の視点から書かれており、実験動物の実情とこれからどうしていくべきかを考えさせる内容になっています。この本を読むと、私たちの生活は、実験動物の犠牲の上に成り立っていることが分かり、その事実から目をそむけるべきでないと感じるようになるでしょう。獣医師など直接動物の命に関わって仕事をしている人たちだけでなく、幅広く「いのちの問題」を考えたいと思っている人たちにぜひ読んでもらいたい一冊です。

    生命環境科学域 1年生

  • これはすごい。子どもも大人も読むべき一冊。

  • 児童書ながらこれだけ真正面から動物実験を描いた本は珍しい。

  • 他に小学生にも読めるこのジャンルの本が少ない。
    命、仕事、福祉の面から読める。
    実験動物を世話する仕事をする人を通じて現状を伝え、命に向き合う姿や葛藤を真っ直ぐに描いている。
    専門用語は多いが、解説を文中に交え、補われている。付録は詳しいが、大人向け。
    目次あり、はじめに、おわりに、付録「なぜ、動物で実験するの?」あり。
    参考資料一覧あり。

  • 実験動物のことは知っていなければならないことです。
    食や医療の安心・安全は、動物たちに支えられている部分が大きい。
    僕らは、動物の命から利を得ている。そのことから目をそらしてしまいがちになるけれど、忘れてはいけないことと思っています。
    良い本でした。

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