子どもを伸ばすお片づけ できる子とできない子とではぐんぐん差がつく

  • 岩崎書店 (2005年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784265801459

感想・レビュー・書評

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  •  おもちゃが取っ散らかった部屋で読みました。4月から小学生になり、学用品の整理もしなければならないなんて考えられない… 子どもに片づけを身につけてほしい!できれば勝手に!(コラ)

     お片付けがきちんとできる
    =ものとじょうずにお付き合いできる
    =人とともにじょうずに生きていくことができる
    =手や体を動かすことに基づいて生きていける
     つまり!人として豊かに、幸せに生きる基礎を身につけた子にする!

     物とじょうずに付き合うとは…(自分が出来ていないことばかりで耳が痛い)
    ・自分の物は自分で責任を持つ
    ・自分にとって、いる物といらない物とを区別する
    ・自分にとって、ちょうどいい物の量を把握する
    ・物を「持つ」だけでなく、「使いこなす」

     人とじょうずに付き合うとは…
    ・人とともにすごすときに、人の意志をくみ取る
    ・自分がどうしたいのか、人にきちんと伝える
    ・自分の都合と人の都合を考える
    ・自分の領分とみんなの領分を配慮する
    ・みんなで生きるときに、自分がやるべきことがあると自覚する

     手や体を動かすことに基づいて生きていけると次のようなことが理解できる
    ・結果だけが大事なのではなくプロセスこそが大事である
    ・今やるべきことは、今やるべきである
    ・なにかをやりとげると、気持ちがよい
    ・手や体を動かすと、心が豊かになる

     具体的な内容も結構参考になるけど、「片づけなさい」と言い続ければ言われるのが嫌で片づけるようになる、というのはそう簡単にいかんやろ~~??と思ってしまった。
     この本で描いている理想の子ども像はわが子に当てはまるのだろうか…

  • お片づけを通じて出来るようになること。
    *自分の物は自分で責任を持つ。
    *自分にとっている物といらない物を区別する。
    *自分にとって、ちょうどいい物の量を把握する。
    *物を持つだけでなく使いこなす。

    お片づけは子どもと一緒になって考えて、具体的に手を動かす。
    お片づけし易いように親が導いてあげたいこと。
    1.その物をしまうべき場所を決めておく。
    2.収納スペースに収まるちょうどいい量を決めておく。
     収納スペースや収納箱は安易に増やさない。
     収まらなければ捨てる覚悟も。
    3.使い終わったらすぐ元に戻す習慣をつけさせるためにしつこく指示する。
    4.その物の置き場所に適した所に取り出し易く、しまい易いように置く。
    5.我が家のルールは親の価値観で決めていいが、決めたら必ず守る。

    お片づけを通じてプロセスの大切さを教える。
    また動じない親という著者の意見は同意出来る。
    お片づけに留まらず子育てを考える書である。

  • 子どもの前に、私だ。
    自分のキズに塩を塗る気持ちでよむ。

    うぅ。痛い。

    夏の目標、いや大人の宿題として、片づけようと決心しました。

  • 捨てる技術の著者、辰巳さんが子どもの片付けについて書いた本です。辰巳さんの視線から、「お片付け」は、「人生の基礎」=「モノと上手におつきあいする方法」「人と共に上手に生きていく方法」「手や身体を使っての発見」。結果より過程。そんな事を提唱されておりました。
    そのモノと付き合うのには、モノの全体の把握。活かし場所。そんな事も考えていかなくてはならないのだと感じる1冊でした。

  • 辰巳渚さんの片づけ理論は私には共感できるので、これも購入してみたのだが、うーんわざわざ買わなくても結局は「捨てる!技術」の2冊を読んでいれば出来ることであった。片づけについて、というよりむしろこの本は子育て論だ。そういうつもりで購入した方がよいかも。

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著者プロフィール

家事塾代表。
出版社勤務を経て、93年フリーのマーケティングプランナーとして独立。
2000年『「捨てる!」技術』が100万部を超すベストセラーに。
著書『ほどほど掃除のしかた』(小学館)『あなたを変える家事塾300のメソッド』(岩崎書店)『「片付けなくてもいい!」技術』(宝島社新書)等多数。

「2011年 『家づくりに「家事セラピー」を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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