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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784265801732
感想・レビュー・書評
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書かれていることには、意識して、あるいは、無意識に実践していることが多い。身内のことを卑下して悪く言うメンタリティは信じられないし、妻や子ども、あるいは、年下の同僚などに対して「お前呼ばわり」(東北弁だと「おめー」)するのは好きではない。子どもに祖父母のことを話すのは良いと思う。母親が子どもを自分の所有物のように扱うのは藤野恵美『ぼくの嘘』とリンク。子どもに子ども騙しではなく本物を見せるべきだというというのは、森博嗣氏の著書にも。
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読了
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父の作法/ 辰己渚 / 2010.2.10(4/29)
母の作法より知ったことがきっかけ。
二人で分担するのは自然だが、方針を立てたり、責任をもったりする主体は一人のほうがいい。母:子育て、家事。父:母のサポートを含め家庭・家族全体を支える役目。
慈しみの気持ちを子供だけでなく、子供を育てている母親にも感謝や愛情の形でしっかり向けること。
大人が言ってはいけないこと
・ 汚い
・ 危ない
・ みっともない
・ やかましい
・ 散らかっている
・ 早く
・ 下手
・ 何の役にも立たない。
子供に大人の太鼓判を押す
・ 髭剃りをあてる
・ スーツ一式買う
・ 実印をつくってやる
・ 自分の腕時計をあげる
・ 大人のバーにつれていく
・ 歌舞伎につれていく -
「いいパパだよね」「素敵な旦那さんだよね」
と言われることが多い夫。
なのに不満ばっかりの私は、もしや法外な要求をしてるバカ妻なのか?!
そう、不安になって借りてきた本。
結果…ほっとした。
誰もが思う事を思ってるだけ。
誰もが望む事を望んでるだけ。
それが解っただけでもホッとしたよ。
あとは、これをいかに夫に伝えるか…読まないだろうしな(^^; -
育児から子供の独り立ちまでの子育て期の父親が心がけたいことが、「妻が望む10のこと」として述べられている。
「父は家庭、母は子育て」という役割に関しては同感。
既に子育て期は過ぎてしまった感がある自分だけに、父は仕事、母は家庭になっていたなと反省させられること多々。
もう一度夫婦として家庭を大切にすることを心がけたい。
11-52 -
勘違い発言から妻をイラつかせる夫がいることはわかっていたが、よく考えたら、妻としての自分も、考え方が自分本位になりがちであることにはっとしてしまった。
子どもの習い事や塾などの教育費も当たり前のように使っていたが、夫が汗水流して働いたお金であり、出てゆくお金をどんな思いで見ていたのかなんて考えてみたこともなかった。
確かに、すべて任されっぱなしできたことにも問題があるのだろう。
子ども達が巣立った後、うまく夫婦関係をリセットし互いに思いやりながら、やり直せるだろうかと少し気持ちが引き締まった気がした。 -
母でもないが、気になって。
こんな旦那さんだったらいいだろうな。と思える。
ただし、自分もこんな奥さん(母親)になれるのか?とも。
だらしない母(父)では子供に注意しても何の説得力もない。
当たり前だけど。
自分がもっときちんとした生活をしなくては。
自分のことは自分でするように。
年齢なんて関係ない。本当の大人になっていないんだろう。
「妻の作法」というのもあるとのこと。
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