宮沢賢治の鳥

著者 :
  • 岩崎書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265830374

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  • 2017 Birds Living in Ihatov

    文国松俊英
    絵舘野鴻

    宮沢賢治作品の鳥たち

    すぐれた夜の狩人 フクロウ
     童話「二十六夜」
    「かしはばやしの夜」「よく利く区kスリとえらいクスリ」「貝の火」
    ミミズク「セロ弾きのゴーシュ」

    翡翠の羽をもつ鳥 かわせみ
    「やまなし」「よだかの星」『十二月」

    宝石の名前をもつ鳥 はちどり
    「十力の金剛石」
    「黄いろのトマト」

    天上の世界をめざす鳥 よたか おおじしぎ
    「よだかの星」
    「おきなぐさ」

    妖しい魅力をもつ鳥 とき
    「若い木霊」「タネリはたしかにいちにち嚙んでいたようだった」
    個性的な歌い手 かっこう
    詩「厨川停車場」 詩「遠足統率」
    厳しい季節を生きる からす
    詩「鳥百態」

    楊の木に吸いこまれた鳥 もず
    「鳥をとるやなぎ」

    銀河にはばたく はくちょう

  • 「賢治のどの作品にどんな鳥が登場しているかを、細密画と文章でつづります。賢治の自然への思い、小さな生き物への愛情、野生の生き物と共存したいという願いを伝えます。」

  • 「人と自然の博物館」に行ってきました
    モルフォ蝶などの常設展示をじっくり見てから、イベントの見学もしました
    はちみつ絞りとアンモナイト石鹸作りです
    ミニ企画展は『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く細密画と鳥の標本の世界
    (たてのひろし)
    普段見かけないタイプの絵本です 羽根の一筋までも細かく描かれてて感心しました

  • 「銀河鉄道の夜」「やまなし」「よだかの星」をはじめ、たくさんの童話、詩を残した明治の作家「宮沢賢治」。彼は、自分の住んでいた岩手県を「イーハトーブ」と呼んでいた。野山を歩き回り、自然と親しみ、一方で農学校の講師として
    自然に挑んだ宮沢賢治、その作品には、彼が見て感じたイーハトーブの自然は、宮沢賢治のさまざまな作品に描かれている。この本では、彼の作品に出てくる70種以上の「鳥」の一部を、美しい絵とともに読み解いている。これを読んでからまた彼の作品を読んでみると、さらに奥深さを感じられるかも。

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著者プロフィール

滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒業。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、宮沢賢治学会、日本野鳥の会会員。童話や児童小説の他、子ども向けノンフィクションを多く書いている。野鳥や自然を題材とした物、人物ノンフィクションの作品が多い。2010年に作家や編集者たちと〈ノンフィクション児童文学研究会〉を立ち上げ、ノンフィクションについての研究活動を続けている。おもな著書に『スズメの大研究』星野道夫 アラスカのいのちを撮りつづけて』(共にPHP研究所)、『絵本 宮沢賢治の鳥』(岩崎書店)、『信長とまぼろしの安土城』『鳥のいる地球すばらしい』(共に文溪堂)などがある。『トキよ未来にはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞を受賞。

「2018年 『ノンフィクション児童文学の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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