ドッグトレーナーになりたいきみへ トイプードルの警察犬アンズを育てた指導士の物語

  • 岩崎書店 (2019年5月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784265840120

作品紹介・あらすじ

30数年、13頭の警察犬を育てている著者は、押しも押されぬ嘱託警察犬指導士の第一人者。
どのような勉強をして、この道に進んだのか、どうしたらなれるのかがわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • いよいよ夏休みですね!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
    みなさんはいかがお過ごしですか?
    私はキャンプに行く予定です!

    夏休みの一つの楽しみ、そう!この本を読むこと!!
    夏休みの本で借りました!

    鈴木博房さんのファンで、買うまではいけてないんですが、図書室にたくさんあるのでよく見ています!
    新しいのが入っていないかみてたらなんと発見!
    少し前に発刊の本ですが、図書室新入りです!


    この本は、30年以上嘱託警察犬指導士として活躍してきた鈴木博房氏が、自身の経験をもとに、警察犬の仕事について詳しく解説しています。

    警察犬の仕事:
    嘱託警察犬とは、警察が直接管理するのではなく、民間人が飼育し、事件発生時に協力する犬のことです。本書では、においを追跡する訓練や競技会、試験、そして行方不明者の捜索など、警察犬の具体的な仕事内容が紹介されています。

    犬との向き合い方:
    鈴木氏は、犬が好きというだけでは務まらない仕事だと語ります。犬の訓練には、地道な努力や根気が必要です。また、犬との別れも経験しなければならない、、、本書では、そうしたつらい出来事も含めて、犬と真剣に向き合う姿勢が描かれています!

    鈴木氏の生き方:
    鈴木氏は、サラリーマンと二足のわらじを履きながら、警察犬の訓練士として活動してきました。事件発生時には、夜中でも出動することもあります。好きなことで社会貢献をする、その生き方は、読者に感動と勇気を与えます。

    進路を考えるヒント:
    警察犬、盲導犬、ドッグトレーナーなど、犬と関わる仕事に興味がある人にとって、本書は進路を考える上で参考になるでしょう。どのような勉強をして、どのような訓練が必要なのか、具体的な情報も得られます。

    この本を読むことで、警察犬という仕事の魅力や厳しさ、そして犬と人との絆の深さを感じることができます。犬に関わる仕事に興味がある方はもちろん、進路に悩んでいる学生にもおすすめの一冊です!
    ぜひ読んでみてください!


  • 嘱託警察犬というのは、警察が直接管理するのでなく、民間人が飼ってなかばボランティアで事件に出るそうです。
    そんな嘱託警察犬のベテラン指導士、鈴木さんの本。

    茨城県で30年以上、13頭の犬たちを育てて一緒に仕事をしてきた。トイプードルを警察犬に育て上げたことでも有名(「警察犬になったアンズ」)。警察犬がどういう仕事なのか、どういう生活か、かなりわかる。

    においを追いかけるなど地道な訓練をしたり、競技会に出たり、毎年の試験もあるし、行方不明の人を発見して感謝されたり、ときには危険なこともあるけれど、とてもやりがいのある仕事だと思う。

    でも犬が好きだけではつとまらないし、犬とのお別れも当然あるし、そうしたつらいこともふくめて犬との真剣な向き合いかたが書かれていて、感動した。

    サラリーマンと二足のわらじをはきながら資格をとり、犬を育てて訓練し、会社と両立し、事件があれば夜中でも出動する鈴木さん。好きなことで誇りをもって社会貢献する生き方が、すごく格好いい。

    トレーナーや警察犬、盲導犬など犬とかかわる仕事に少しでも興味があれば、ぜひ一読をおすすめします。

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