再会の日に

  • 岩崎書店
3.89
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265840489

作品紹介・あらすじ

3年半前、突然引き裂かれるように別れた陽架と未怜。あることがきっかけで意を決した陽架は妹の通う塾の前で待ち伏せして声をかけるが、未怜の反応は意外なものだった…。

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたかった本、やっと読むことができた。両親の離婚で離れ離れになった姉妹の再会の話。あまり身近にあるような設定ではないだろうけれど、子どもは親のことを、親は子どものことをとても大切に思っていることに、温かい気持ちになった。姉妹が、お互いを思い遣っていることにも。中山聖子さん、素敵な作家さんです。

  • 親の離婚で離ればなれになった実の妹。主人公は妹の通う塾の前で待ち伏せする。登場人物の心情もなかなか切ない。

  • 親の離婚により離れ離れになった妹を持つ陽架。母と叔母に見守られながら成長するも、妹と離れた時の気持ちや親の苦労を心の中に持ち続けている。
    小学生時代に自分が抱えていた不安感などが思いおこされる。じんわり心が切なく温かくなる。

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著者プロフィール

中山聖子
1967年、山口県に生まれる。日本児童文芸家協会・日本文学者協会会員。「夏への帰り道」(のち『三人だけの山村留学』として学習研究社にて刊行)で小川未明文学賞大賞。「チョコミント」(のち『チョコミント』として学習研究社にて刊行)でさきがけ文学賞。ほかの作品に、『さよなら、ぼくらの千代商店』(岩崎書店)、『雷のあとに』『パパはカッパか!?』(文研出版)などがある。

「2022年 『はっけよい、子ガッパ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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