ほしをめざして

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 180
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265850037

作品紹介・あらすじ

私たちの毎日は旅のようなもの。でも、みちしるべがあちこち向いているときは、どの道を行けばよいのでしょう?どこへいきたいのかじぶんにきいてごらん…。夢をそっと思い出してみよう。

感想・レビュー・書評

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  • 〝はいはい〟していた<ぼく>が、こわごわ歩きだしたその時、<ぼく>の冒険の旅が始まった・・・ 好奇心に駆られて、動きまわる動物のあとを追いかけた。いつしか暗くなり、道しるべのない、危険がいっぱい潜んでいそうな、見知らぬ場所に迷い込んでしまった。どっちの方向に進めば、明るく開けた処に出られるのか、思い悩む・・・空を見上げると、明るい星が輝いていた。その星に導かれるまま<ぼく>は歩き続ける、自分の夢の続きを追いかけながら・・・。人生を「旅」になぞらえ、自分の可能性に挑む、あらゆる世代に向けて描かれた絵本です。

  • 正直、

    読者のみなさまへ
    の文章が、一番よかった。




    ふぬ。

    絵本を書くのって、ほんと難しそうだぞ。
    って思った。





    志は、皆、持ってる。







    ただ、そのように書けるかどうか。
    だよね。



    「込めてます」が、見えたらダメだ。
    そう思った。




    それは。
    斜に構えた私が思っただけのことか、どうか。

  • 哲学的な絵本。好きです。わたしはどこへ行こうとしているのか?絵がまたいいですね。ウン!

  • じぶんの星

  • 子供に呼んであげるといいかなぁ(^^)

  • 【図書館】人生を教えてくれるかのような、素晴らしい絵本だと思います。

  • 風の中で生まれた「ぼく」が旅をするお話。

    大人向け、かな。抽象的な表現が多い。
    主人公の男の子の表情が、とても可愛い。
    男の子にとっては居心地の悪い沼の中も、かえるにとっては自分の存在する唯一の場所。
    一方的な物の見方をしないところが、特にお気に入り。
    うさぎを助けてあげられる場面も好き。

  • 原題『The North Star』
    このタイトルの意味が日本語のタイトルとともに分かってくるのは絵本の後半。
    ちょっと哲学的であり、自分の方向性に悩む大人向け絵本。

    「どこへ いきたいのか、じぶんのこころに きいてごらん。
    そして、きみが もうしっている みちしるべに、したがえばいい」

    この言葉がすべてを表現している。

  • まず、絵がかわいい!
    さっすがピーター・レイノルズ!

    話はじんわりと心に響きます。
    自分の今のあり方とか、問い直すきっかけになるんじゃないかな…。

    個人的には、中に登場するカエルが好き。

  • 可愛らしい絵だなと思って読んでみました。

    自分はどこに行くのか、どこに行きたいのか。

    絵本ですが、大人向けなきがします。

    高校受験とか、大学受験、就職活動等、

    進路に悩んだら読むといい本かもしれないです。

    最後のページの「ここからはじまる」が印象的でした。

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著者プロフィール

カナダ、トロントに生まれる。絵本作家。『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)など、作品多数。

「2023年 『挫折しそうなときは、左折しよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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