6この点 点字を発明したルイ・ブライユのおはなし

  • 岩崎書店 (2017年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (34ページ) / ISBN・EAN: 9784265851027

感想・レビュー・書評

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  • 本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    「目が見えなくても、本が読みたい。文字を読んだり、書いたりしたい」盲目の少年ルイ・ブライユは、暗号から指でさわって読む文字「点字」を発明しました。シュナイダー・ファミリーブック賞(米国図書館協会主催/2017年子どもの本の部門)受賞。

    ---引用終了


    そして、「点字」を作ったルイ・ブライユさんは、ウィキペディアによると、次のような方です。

    ---引用開始

    ルイ・ブライユ(Louis Braille, 1809年1月4日 - 1852年1月6日)は、フランスの盲学校教師。アルファベットを6つの点の組み合わせで表現する点字(6点点字、6点式点字、ブライユ点字、ブライユ式点字)を考案した。自身も全盲であった。

    ---引用終了

  • 点字ってすごいよね。
    子供の頃から色んなところにある点字を触ってきたけど、全然違いがわからない私の指先。
    盲の人はどれだけ指先が繊細なんだろうと思う。
    この6個の小さな点を発明したのが15歳の男の子だったなんて!
    しかも完成したのが15歳、その前から何年もかけて完成させたんだもん。
    尊敬に値する。
    でもこの点字が正式に認定されたのは彼が亡くなってからなんだそうだ。
    ゴッホじゃないけど、認められるって途方もないことなんだなぁ。
    読み聞かせに持っていけたらと思ったけど、ちょっと長いんだよなぁ。。。。。。(敬意を込めて点を6個でおしまい)

  • いかなる援助も受けず、たった一人で点字を完成させた子どもの発明家、ルイ・ブライユの物語です。10代での発明であること、素晴らしいです。

    5才で不慮の事故により、視力を失ったルイ・ブライユ。家族の細やかな心配りから、たくさんの愛情の中で成長したことが分かります。

    どんな困難にもめげず挑戦する姿に、読者が勇気づけられるのは間違いありません。

    〈びっくりしたこと〉
    ・点字が公式に採用されたのは、ルイが亡くなって2年後、1854年。

    ・ルイは点字の音楽、算数、地図の本を出版。点字印刷機発明。


    “人類がグーテンベルクの恩恵を受けたように、わたしたち目の見えないものは、ルイ・ブライユの恩恵を受けた”←ヘレン・ケラーの言葉。

  • Jen Bryant Author
    https://www.jenbryant.com

    司書がおすすめする、障害・福祉関係の絵本&読み物 » yomikatu
    http://yomikatu.com/2021/10/22/司書がおすすめする、障害・福祉関係の絵本&読/

    6この点 点字を発明したルイ・ブライユのおはなし - 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。
    https://www.iwasakishoten.co.jp/smp/book/b305217.html

  • フランスの寒村で馬具職人の父と母の間に生まれた四人兄姉の末っ子ルイ・ボライユ(1809-1852)は、5歳のとき事故がもとで失明した。家族の援助でパリの王立盲学校に学ぶことになったが、目のみえないひとのための本がない…。やがて、6この点を指でさわって読む、まったく新しい文字を書く方法「点字」を発明し、世界中の目の見えない人が本を読むことが出来るようにした、ルイ・ブライユの子供時代が描かれた伝記絵本。(ブライユ発明による点字のアルファベットと日本語の展示五十音表付)

  • 図書館本。点字を発明した少年の話。伝記を読み始めています。偉人、の定義は彼女の世界観で構築していければ。

  • 略しすぎて伝わらない

  • 図書館本。点字を発明した少年の話。伝記を読み始めています。偉人、の定義は彼女の世界観で構築できていけば幸い。

  • 目の見えない人たちに閉ざされていた読み書きの門を開いた点字のおはなし。
    すばらしい発明。こんな風に生まれたのですね。とても興味深かった。

  • 最近よく見かける点字の発明者ルイ・ブライユの伝記絵本。こんな小さな時に点字を発明したとは恐れ入る。

  • ルイ・ブライユは、点字を開発したフランス人。彼のお陰で目が不自由でも本が読めるようになった。ルイの子供時代の取り組みの経緯がコンパクトに書かれていた。目がとても痛そうだった。

    私も視力は弱いのでシャンプーのギザギザなど有り難がっている。見渡せば、缶ビールや食品のパッケージ、電化製品にも点字はある。失明したらどうしようか考えることが時々ある。点字を覚えるのはまあできそうではある。規則的にできているので。だが指で読めるようになるのは、至難の業でできる気がしない。街中で点字がどこにあるのか、ちょうど点の上に指を持っていく方法、一番わからない。

  • 大人が読んでもおもしろい。こどもの学習にもいい。

  • 目の見えない自分にも読める本がほしい。
    軍の開発した暗号から点字を開発。
    感動しました。

  • 本を読みたい一心で点字を作ったルイ・ブライユ。これほど長い間、人々に利用され大きな影響力を与えた発明はありません。ルイ・ブライユが生まれてから、視力を失い、盲学校で点字を生み出すまでを描いた伝記絵本。

  • 図書館でバリアフリー展示をしていて点打ちの道具を知ったのと、コミック版世界の伝記でルイ・ブライユを知り本作へ。ちょうど目が腫れて痒がっていた子どもが、似た場面に共感してぐっとひきこまれていた。ルイが子ども発明家ということにも驚いたし、幼い頃の経験がひらめきにつながるとわかった。文章が長めの絵本でも、物語がしっかりしていると子どもはこんなに集中するのだな。私はもともと小学生のころから伝記が好きだったけど、当時は児童書のシリーズものしか手元になかったので、最近はいろいろな伝記絵本が増えてうれしい。時間のない大人も楽しめる。 

  • すべての人に希望の光を✨️
    目が見えないけど本を読んだり書いたりしたい!その思いが点字を発明するきっかけになります。
    お父さんの仕事場に入って「さわっちゃいけない!」と言われたのに誤って3歳のルイは目を負傷両目が盲目に、10歳で王立盲学校寄宿舎に入って苦労して工夫して頑張って10代で点字を発明します。
    公式に採用されたのは死後2年後の1854年だそうです。
    私達の身近な場所にも点字はありますね。ビールだと思ってたら「おさけ」でした

  • 点字を発明したルイブライユの伝記絵本。
    賢い少年が使いやすい点字を根気強く発明するまで。
    高学年から

  • 読了

  • 小学4年生の国語の教科書で点字を習うため
    点字を開発したルイ・ブライユの伝記を
    読み聞かせに選んでみた。

  •  幼くして失明したルイは、本を読むことにあこがれます。しかし、学校にある本は読みにくく、短いものでした。そんな時、点をくみあわせて作る暗号に出会い、これを改良することを思い立ちます。やがて15歳になった時に、ついに点字を完成させました。私たちの身の回りにも点字はあります。
    (一般担当/カリカリ)

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