もぐらくんのねがいごと

  • 岩崎書店 (2020年11月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (34ページ) / ISBN・EAN: 9784265851669

作品紹介・あらすじ

友達になった〈ゆきだま〉をおうちへ連れて帰るため、雪の中でバスを待ち続けるもぐらくん。ようやく乗れたと思ったら、ゆきだまはいつの間にか消えてしまいました。

感想・レビュー・書評

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  • 〝はじめて雪が降った日。<モグラくん>は、初めての友達と出会います。それは、小さな雪だまでした。友達になった雪だまを、お婆さんの待つおうちへ連れて帰ろうとしますが、バスの運転手さんは「雪だまは乗れないよ」と言うのです…。 雪の中でバスを待ち続けて、ようやく乗せてもらえたと思ったら、雪だまはいつの間にか消えてしまい…。 おうちに帰ったモグラくんは、寂しくて悲しくてたまりませんでした。思いだすのは雪だまと過ごした時間のことばかり…。けれども、翌朝、お婆さんの声で目を覚ますと…〟思いやりの絵本。

  • ゆきだま
    ながれぼし

  • もぐらくん、せっかく作った雪だるまをそのまま置いておけないやさしい心は持っていたものの、ぽかぽかのあたたかいバスに乗せてしまう痛恨のmiss!!
    こうして失敗からひとつひとつ子供は学んでいくのです…
    7歳児は展開を予想できて「アアッ!ダメ!」と悲痛な声をあげ、4歳児は「なんでしろくまいなくなっちゃったの?」と言っていたので、もぐらくんは4歳児相当。

  • もぐらくんが思い出したのはお友達だけではなく『お友達と一緒にいた時間』というのがとても素敵。
    そしてもぐらくんのお話にじっとみみをかたむけて聞いていたおばあさん。このおばあさんのように私も子供たちのお話を聞いてあげたいなぁと思った◎

  • 引っ越してきたばかりのもぐらくん
    まだ友達がいない
    雪玉を転がしてくまの雪だるまを作る
    一緒にバスに乗ろうとするけれど、2回断られる
    流れ星にお願い
    3回目に乗れるけれど、バスの中で溶ける
    翌朝、お母さんに起こされると、家の前にくまの雪だるまが

    最後に現れたくまの雪だるまはお母さんが作ったのか、願いが叶って生き物として帰ってきたのか

  • 2020/12/20

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著者プロフィール

韓国・ソウル在住。デビュー作、『もぐらくんのなやみ』(未邦訳)が2014年ボローニャ国際児童図書展で紹介され注目を集め、台湾のベストブック賞を受賞。また、『もぐらくんのねがいごと』(岩崎書店)がアメリカの独立系書店が選ぶTOP10絵本に選ばれるなど、国内外で高く評価されている。

「2023年 『星をつるよる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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